保育士 過去問
令和6年(2024年)後期
問155 (保育実習理論 問15)

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問題

保育士試験 令和6年(2024年)後期 問155(保育実習理論 問15) (訂正依頼・報告はこちら)

次のうち、「保育所保育指針」第2章「保育の内容」1「乳児保育に関わるねらい及び内容」イ「身近な人と気持ちが通じ合う」の一部として、正しいものを3つ選びなさい。
  • 子どもからの働きかけを踏まえた、応答的な触れ合いや言葉がけによって、欲求が満たされ、安定感をもって過ごす。
  • 体の動きや表情、発声、喃語等を優しく受け止めてもらい、保育士等とのやり取りを楽しむ。
  • 絵本や紙芝居を楽しみ、簡単な言葉を繰り返したり、模倣をしたりして遊ぶ。
  • 保育士等の応答的な関わりや話しかけにより、自ら言葉を使おうとする。
  • 温かく、受容的な関わりを通じて、自分を肯定する気持ちが芽生える。

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この過去問の解説 (1件)

01

保育所保育指針をよく読んでおきましょう。

選択肢1. 子どもからの働きかけを踏まえた、応答的な触れ合いや言葉がけによって、欲求が満たされ、安定感をもって過ごす。

適切です。

子どもと保育士間の応答的な関わりを何度も繰り返すことが大切です。

これが、子どもの情緒の安定につながります。

選択肢2. 体の動きや表情、発声、喃語等を優しく受け止めてもらい、保育士等とのやり取りを楽しむ。

適切です。

「喃語」とは、「あー」「うー」などと乳児が発することばのことです。

保育者は乳児が話そうとしていることに耳を傾け、受容し、応答的な関わりを繰り返すことが大切です。

選択肢3. 絵本や紙芝居を楽しみ、簡単な言葉を繰り返したり、模倣をしたりして遊ぶ。

不適切です。

上記の内容は、1歳以上3歳未満児の領域「言葉」に関する内容です。

乳児保育には含まれていません。

選択肢4. 保育士等の応答的な関わりや話しかけにより、自ら言葉を使おうとする。

不適切です。

「自ら言葉を使おうとする」の部分が不適切です。

保育者との応答的な関わりから、言葉を発しようとする気持ちや意欲が芽生えます。

選択肢5. 温かく、受容的な関わりを通じて、自分を肯定する気持ちが芽生える。

適切です。

保育士などの自分を受け止めてくれる存在がいることで、自己肯定感が高まります。

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