ITパスポートの過去問
平成27年度 秋期
テクノロジ系 問68

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問題

平成27年度 秋期 ITパスポート試験 テクノロジ系 問68 (訂正依頼・報告はこちら)

通信方式に関する記述のうち、適切なものはどれか。
  • 回線交換方式は、適宜、経路を選びながらデータを相手まで送り届ける動的な経路選択が可能である。
  • パケット交換方式はディジタル信号だけを扱え、回線交換方式はアナログ信号だけを扱える。
  • パケット交換方式は複数の利用者が通信回線を共有できるので、通信回線を効率良く使用することができる。
  • パケット交換方式は無線だけで利用でき、回線交換方式は有線だけで利用できる。

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この過去問の解説 (3件)

01

通信方式には、回線交換方式とパケット交換方式があります。

回線交換方式は、データのやり取りを行うマシン同士が通信のたびに回線を占有して通信を行う方式です。
一度に大量のデータを送信するのに向いています。

パケット交換方式は、データをパケットと呼ばれる小さい単位に分割して順番に送る方式です。
たくさんの人が1つの回線を利用するときに向いています。

選択肢をひとつずつ見ていきましょう。

1.回線交換方式は回線を占有するので、経路を自由に選べません。よって、誤りです。

2.パケット交換方式も回線交換方式も、ディジタル信号もアナログ信号も扱えます。よって、誤りです。

3.パケット交換方式は複数の利用者が通信路を共有できるので、効率良く通信できます。よって、正解です。

4.パケット交換方式も回線交換方式も、有線でも無線でも利用できます。よって、誤りです。

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02

正解は3です。

回線交換方式は通信相手を交換機によって識別し、通信の開始から終了まで回線を占有する通信方式です。
大容量のデータをやりとりするのに適しています。

パケット交換方式はデータをパケットという単位に分割し、通信相手に送りつけます。
送られた側はパケットからデータを復元します。
この方式では回線を占有しないため、回線を複数人が同時に使用することができます。

1:回線交換方式は通信経路を確保した後に通信を始めます。動的に経路を選択できません。

2:どちらの方式であっても、アナログ信号とディジタル信号を利用できます。

3:パケット交換方式は複数人で回線を共有できます。
これが正解です。

4:どちらの方式であっても、有線と無線どちらも使用できます。

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03

正解:3

回線交換方式とは通信が終わるまで回線を繋ぎっぱなし(占有)にする方式であり、パケット交換方式は送信するデータ(信号)を細かい送信単位(パケット)に分割し、その単位で回線を利用する方式です。

1:回線を繋ぎっぱなしにするため適宜(動的)に選ぶことはできません。

2:パケット交換方式でも回線交換方式でも回線の利用方式であり、その回線を通るデータ(信号)はどちらでも扱えます。

3:正解です。回線占有方式は通信が終わるまで回線は繋ぎっぱなしとなるため、使用できるのは単一の利用者のみとなります。

4:パケット交換方式も回線交換方式も回線の使い方の方法のため回線が有線か無線かは関係ありません。

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