ITパスポートの過去問
平成28年度 春期
テクノロジ系 問72

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問題

平成28年度 春期 ITパスポート試験 テクノロジ系 問72 (訂正依頼・報告はこちら)

機械的な可動部分が無く、電力消費も少ないという特徴をもつ補助記憶装置はどれか。

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この過去問の解説 (3件)

01

本設問は、完全な知識問題です。
設問にある『機械的な可動部分がなく』という言葉の意味をモーターによる可動と理解することができれば、選択肢を大きく絞り込むことができます。

正解は、選択肢4.の『SSD』です。
『SSD』は、フラッシュメモリを利用した記録機器のため、モーターによって可動する仕組みではありません。そのため、モーターを動かさずに済むため、他の記録機器と比べて、極めて少ない電力で利用することができます。


選択肢4.以外の選択肢は、すべてモーターによって円盤状のディスクを回転させて、記憶しています。そのため、『機械的な可動部分がなく』という設問の言葉に反するため、間違いと言えます。


充分な知識を備えた上で、『機械的な可動部分がなく』という言葉の意味を読み間違えてしまうと、正解から遠くなってしまうことが考えられます。

選択肢1.の『CD-RWドライブ』と、選択肢2.の『DVDドライブ』は、名称にドライブという文言が使われているため、回転するというイメージを掴みやすいかと思いますが、選択肢3.の『HDD』については、本来、ドライブと表記すべき部分までもDで省略されてしまっているため、少しわかりにくくなっています。

HDD(Hard Disk Drive)が、ハードディスクドライブまたは、HDドライブと書かれていれば、とても簡単な問題と言えるかもしれません。


ちなみに、SSDは、Solid State Drive(ソリッドステートドライブ)の略です。
こちらも最後のDはドライブの意味ですが、実際には回転部品を使って作られてはいませんので、名称に騙されないように知識を身につけておきたいものです。

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02

機械的に駆動する部品がなく、ディスクを持たないため電力消費が少ない補助記憶装置は、SSDです。

SSDはUSBメモリと同じフラッシュメモリです。
高速でデータを読み書きできるという特徴があります。
よって正解は4です。

他の選択肢も押さえておきましょう。

1.CD-RWドライブは光学ディスクを回転させるため、機械的に駆動する部品はあります。

2.DVDドライブも光学ディスクを回転させるため、機械的に駆動する部品があります。

3.HDDは磁気ディスクを回転させたり磁気ヘッドを動かすため、機械的に駆動する部品はあります。

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03

SSD(Solid State Drive)は、記憶媒体としてフラッシュメモリを用いる補助記憶装置です。

フラッシュメモリとはUSBメモリなどで利用されています。

高速に読み書きができて消費電力が少ない特徴があります。

したがって、械的な可動部分が無く、電力消費も少ないという特徴をもつ補助記憶装置というものはSSDが該当するため、4が正解です。

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