ITパスポートの過去問
平成29年度 秋期
テクノロジ系 問72

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問題

平成29年度 秋期 ITパスポート試験 テクノロジ系 問72 (訂正依頼・報告はこちら)

アプリケーションプログラムやデバイスドライバなどを安全に配布したり、それらが不正に改ざんされていないことを確認したりするために利用するものはどれか。
  • SMTP
  • WPA2
  • コード署名
  • 電子透かし

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この過去問の解説 (3件)

01

1.不正解です。
SMTPは電子メールを送るためのコンピュータ同士の取り決めです。
通信時の取り決めをプロトコルと呼びます。

2.不正解です。
WPA2は無線LANの暗号化方式です。

3.正解です。
コード署名とは作成したプログラムが他人によって改ざんされているかを検知するためのものです。
プログラムに押すハンコというイメージです。

4.不正解です。
画像等の電子情報の著作権保護に用いられる技術です。
ファイルの中に作成者などの情報を埋め込みます。
埋め込んだ情報は通常見えないようになっています。

参考になった数10

02

改ざん検知といえば、コード署名です。
配布元がコード署名を付けることで、そのプログラムが改ざんされていないことを確認できます。

よって、正解は3のコード署名です。
他の選択肢も見ていきましょう。

1.SMTPとは、電子メールの送信プロトコルです。

2.WPA2とは、無線LANの暗号化方式です。

3.正解です。

4.電子透かしとは、音声や画像データの中に情報を埋め込むことで、データの所有者を識別する著作権保護の技術です。

参考になった数3

03

1.SMTPは、メールソフトから、メールサーバへ電子メールを送信するためのプロトコルです。よって誤りです。

2.WPA2は、WEP、WPAの脆弱(ぜいじゃく)性を考慮し、AES(Advanced Encryption Standard)とい高度な暗号化の仕組みを使った無線LANの暗号化規格です。よって誤りです。

3.コード署名は、その内容やデータが改ざんされていないことを証明する電子署名のことです。よって正解です。

4.電子透かしは、著作権の保護や不正コピーの防止などのために特定の情報を埋め込むハインディング技術の一種です。よって誤りです。

参考になった数1