ITパスポートの過去問
平成30年度 春期
テクノロジ系 問62

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問題

平成30年度 春期 ITパスポート試験 テクノロジ系 問62 (訂正依頼・報告はこちら)

1台のコンピュータを論理的に分割し、それぞれで独立したOSとアプリケーションソフトを実行させ、あたかも複数のコンピュータが同時に稼働しているかのように見せる技術として、最も適切なものはどれか。
  • NAS
  • 拡張現実
  • 仮想化
  • マルチブート

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この過去問の解説 (3件)

01

1. NASとはネットワーク接続HDDのことで、ネットワーク上で接続することができる外付けHDDです。同時に複数人のデータを管理することができます。

2. 拡張現実とは人間が見ている現実世界をコンピューター技術で拡張することです。近年iPhoneのアプリなどでは、アプリで実際の背景を写すと、
写っている建物の名称や説明が表示されたりします。

3. 仮想化とは、1台のコンピュータを複数台の仮想的なコンピュータに分割して利用する仕組みです。それぞれのコンピュータではOSやアプリケーションを実行させることができ、あたかも独立したコンピュータのように見せることができます。よって3が正解です。

4. マルチブートとは1台のコンピュータに複数のOSをインストールしておき、起動時にOSを選ぶことができるようにすることです。

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02

1台のコンピュータを論理的に分割し、それぞれで独立したOSとアプリケーションソフトを実行させ、あたかも複数のコンピュータが同時に稼働しているかのように見せる技術は、仮想化です。
よって正解は3です。

他の選択肢も押さえておきましょう。

1.NASとは、ネットワークに直接接続して使用するファイルサーバーです。

2.仮想現実とは、現実世界の情報にディジタル合成を重ねることで、現実世界を拡張することです。

4.マルチブートとは、1つのコンピュータに複数のOSをインストールすることです。

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03

1台のコンピュータを論理的に分割し、それぞれで独立したOSとアプリケーションソフトを実行させ、あたかも複数のコンピュータが同時に稼働しているかのように見せる技術を仮想化といいます。

したがって、3が正解です。

1のNAS(Network Attached Storage)は、ネットワーク接続の記憶装置、2の拡張現実は、実際の風景や場所などに、それらと関連するデジタル情報をマッピングし表現する技術です。

4のマルチブートは1台のコンピュータで複数のOSを実行させる技術ですが、コンピュータの起動時にOSを選択し起動するので、同時には実行できません。

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