ITパスポートの過去問
平成30年度 春期
テクノロジ系 問61
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問題
平成30年度 春期 ITパスポート試験 テクノロジ系 問61 (訂正依頼・報告はこちら)
情報セキュリティリスクヘの対応には、リスク移転、リスク回避、リスク受容及びリスク低減がある。リスク受容に該当する記述はどれか。
- セキュリティ対策を行って、問題発生の可能性を下げること
- 特段の対応は行わずに、損害発生時の負担を想定しておくこと
- 保険などによってリスクを他者などに移すこと
- 問題の発生要因を排除してリスクが発生する可能性を取り去ること
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この過去問の解説 (3件)
01
それぞれの違いを理解しておきましょう。
1 . パソコンにウイルスソフトを導入したり、データ破壊に備えてバックアップ取るといった内容はリスクの低減になります。
2 . リスクを保有していても影響がほとんど無い場合は特別な対策を取りません。これはリスクの保有となり、正解です。
3 . 災害などで発生する補填に備えて保険に入ったり、自社のサーバをデータセンターに移しておくことは、リスクの移転になります。
4 . Webサービス自体を停止したり、公開する情報を削除するなど、リスクとなる情報そのものを取り去ることは、リスクの回避になります。
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02
1.問題発生の可能性を下げるのは、リスク低減にあたります。
よって、誤りです。
2.特段の対応は行わないことは、リスク受容にあたります。
よって、正解です。
3.リスクを他者にうつすことは、リスク移転にあたります。
よって、誤りです。
4.リスクが発生する可能性を取り去ることは、リスク回避にあたります。
よって、誤りです。
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03
アセスメントされた各リスクへの対応策を決め実行します。
特定されたリスクに対して、事前に対応を行わず、許容範囲として容認することをリスク受容といいます。(あえて積極的な対応を行わないという対応)
したがって、2が正解です。
1はリスク低減、3はリスク転化、4はリスク回避の対応です。
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