ITパスポートの過去問
令和2年度 秋期
ストラテジ系 問5
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問題
令和2年度 秋期 ITパスポート試験 ストラテジ系 問5 (訂正依頼・報告はこちら)
製造業における標準化の事例として、最も適切なものはどれか。
- 作業負荷の均衡を図り、かつ、前工程から引き取る部品の種類と量を平準化した。
- 生産活動を合理化するために、製造に必要な部品や手順を統一した。
- 生産管理プログラムの実行速度を向上させるために、最適なアルゴリズムを選択した。
- 製品の種類の削減や作業内容の見直しを通じて、生産計画、生産工程、作業方法を簡素化した。
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この過去問の解説 (3件)
01
日本産業規格(日本工業規格が2019年に名称を変更しました) JIS Z 8141 : 2001 生産管理用語 (Glossary of terms used in production management )の3S(three Sʼs)の備考に、企業活動を効率的に行う3つの考え方として、標準化 (standardization)、単純化(simplification)、専門化 (specialization) が定義されています。
3S
標準化,単純化,専門化の総称であり,企業活動を効率的に行うための考え方。
備考
設計,計画,業務,データベースなどで繰り返し共通に用いるために標準を設定し,標準に基づいて管理活動を行うことを標準化 (standardization),
設計,品種構成,構造,組織,手法,職務,システムなどの複雑さを減らすことを単純化 (simplification),
生産工程,生産システム,工場又は企業を対象に特定の機能に特化することを専門化 (specialization)
という。
3Sはこれらの英単語の頭文字をとったものである。 (JIS Z 8141 : 2001 1105)
1 .作業負荷の均衡を図り、かつ、前工程から引き取る部品の種類と量を平準化した。
平準化にあたります。
平準化
作業負荷を平均化させ,かつ,前工程から引き取る部品の種類と量が平均化されるように生産する行為。(JIS Z 8141 : 2001 1213)
2 .生産活動を合理化するために、製造に必要な部品や手順を統一した。
標準化にあたります。正解です。
3 .生産管理プログラムの実行速度を向上させるために、最適なアルゴリズムを選択した。
専門化になります。
4 .製品の種類の削減や作業内容の見直しを通じて、生産計画、生産工程、作業方法を簡素化した。
単純化になります。
したがって2が正解です。
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02
製品品質の向上や、技術力の向上、コストの低減などがメリットとしてあげられます。
1.平準化の説明ですので、誤りです。
2.標準化の説明ですので、正解です。
3.最適化の説明ですので、誤りです。
4.単純化の説明ですので、誤りです。
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03
製造業における標準化とは製造業の本質である生産活動を行っていくうえで、合理化、効率化を図るために製品やサービスを統一することです。
したがって、「生産活動を合理化するために、製造に必要な部品や手順を統一した。」が正解です。
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