ITパスポートの過去問
令和2年度 秋期
テクノロジ系 問100

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問題

令和2年度 秋期 ITパスポート試験 テクノロジ系 問100 (訂正依頼・報告はこちら)

電子メールにディジタル署名を付与して送信するとき、信頼できる認証局から発行された電子証明書を使用することに比べて、送信者が自分で作成した電子証明書を使用した場合の受信側のリスクとして、適切なものはどれか。

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この過去問の解説 (3件)

01

「ディジタル署名」は、送信者とデータが改ざんされていないことを証明する技術です。認証局が発行した電子証明書にディジタル署名をすることで、文書の完全性を確保するための対策になります。

1.認証局が発行したものではない自分で作成した電子証明書を使用するということは、本人の確認がとれずなりすましの可能性を含んでしまいます。よって正解です。

2.盗み見られている危険性については変わりませんので、誤りです。

3.紛失するリスクは変わりませんので、誤りです。

4.文字化けと電子証明書は関係ありませんので、誤りです。

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02

信頼できる認証局から発行された電子証明書を使ってディジタル署名した電子メールは、証明された公開鍵を使って復号することにより、送信元が正しいことが確認できます。
しかし、それ以外の電子証明書で署名されていても必ずしも送信元が正しいかは確認できません。


したがって、1が正解です。

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03

電子証明書は、インターネット上でやり取りされる文書の真正性を証明する電子認証などに使用されます。

選択肢1. 電子メールが正しい相手から送られてきたかどうかが確認できなくなる。

正解です。

選択肢2. 電子メールが途中で盗み見られている危険性が高まる。

誤りです。

電子メールの盗聴の可能性は、使用される電子証明書が自己で作成したものか認証局によるものかによって影響されません。

選択肢3. 電子メールが途中で紛失する危険性が高まる。

誤りです。電子メールが紛失する危険性は電子証明書には影響されません。

選択肢4. 電子メールに文字化けが途中で発生しやすくなる。

誤りです。

文字化けは文字コードの設定などによって発生するものであり、電子証明書には影響されません。

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