ITパスポートの過去問
令和3年度
ストラテジ系 問22

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問題

令和3年度 ITパスポート試験 ストラテジ系 問22 (訂正依頼・報告はこちら)

業務パッケージを活用したシステム化を検討している。情報システムのライフサイクルを、システム化計画プロセス、要件定義プロセス、開発プロセス、保守プロセスに分けたとき、システム化計画プロセスで実施する作業として、最も適切なものはどれか。

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この過去問の解説 (3件)

01

1が正解です。

ソフトウェアライフサイクルとは、ソフトウェア開発の工程全体のことです。

「企画」「要件定義」「開発」「運用」「保守」(破棄が入る場合もある)の工程に分かれます。

1995年に国際標準化機構(ISO)によって策定されたISO/IEC 12207はソフトウェアライフサイクルプロセス(SLCP)の標準的なモデルとなっています。

・「企画プロセス」システムの導入計画
・「要件定義プロセス」必要な要件(機能)を問診します。
・「開発プロセス」今までの過程をもとに開発を進めます。
・「運用プロセス」完成したシステムを運用(実際に使用)
・「保守プロセス」メンテナンス、サポートにあたる部分です。

※「運用プロセス」で見つかった問題点を「保守プロセス」で改善します。

再度「運用プロセス」に戻り、問題点がなくなるまで「保守プロセス」「運用プロセス」を繰り返します。

設問にある「システム化計画プロセス」は「企画プロセス」にあたり、実現、制作可能かどうかという視点で業務パッケージを評価する段階を表します。

2) 不正解です。要件定義プロセスで行います。

3) 不正解です。保守プロセスで行います。

4) 不正解です。開発プロセスで行います。

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02

システムのライフサイクルについて、各項目の概要は以下のとおりです。

システム化計画プロセス:システムの目的、範囲、およびアプローチを定義します。

要件定義プロセス:システムに必要な機能や性能の詳細な要件を明確にします。

開発プロセス:要件に基づいてシステムを設計、開発し、テストします。

保守プロセス:システムの運用中に生じる問題に対処し、必要に応じて更新や改善を行います。

選択肢1. 機能、性能、価格などの観点から業務パッケージを評価する。

正解です。システム化計画プロセスで実施する作業です。

選択肢2. 業務パッケージの標準機能だけでは実現できないので、追加開発が必要なシステム機能の範囲を決定する。

誤りです。要件定義プロセスで実施する作業です。

選択肢3. システム運用において発生した障害に関する分析、対応を行う。

誤りです。保守プロセスで実施する作業です。

選択肢4. システム機能を実現するために必要なパラメタを業務パッケージに設定する。

誤りです。開発プロセスで実施する作業です。

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03

システム化計画プロセスとは、前提条件を確認し、システム化の方針

目的、スケジュール、体制などを取りまとめます。

1.正解です。

2.不正解です。

  要件定義プロセスでの内容です。

3.不正解です。

  保守プロセスでの内容です。

4.不正解です。

  開発プロセスでの内容です。

参考になった数2