ITパスポートの過去問
令和3年度
テクノロジ系 問62
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問題
令和3年度 ITパスポート試験 テクノロジ系 問62 (訂正依頼・報告はこちら)
金融システムの口座振替では、振替元の口座からの出金処理と振替先の口座への入金処理について、両方の処理が実行されるか、両方とも実行されないかのどちらかであることを保証することによってデータベースの整合性を保っている。データベースに対するこのような一連の処理をトランザクションとして扱い、矛盾なく処理が完了したときに、データベースの更新内容を確定することを何というか。
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この過去問の解説 (3件)
01
1が正解です。
コミットとは、トランザクション処理がすべて正常に完了したことを表します。
トランザクション処理とは、データベース内での変更・更新時に複数の処理を1つの単位にまとめて処理することで、複数の操作がすべて成功、またはすべてキャンセルされることを保証します。
2) 不正解です。スキーマは、構造を表す図、設計図などのことをいいます。
3) 不正解です。
ロールフォワードは、障害回復手法の1つでチェックポイントを使って障害発生前の状態に戻すことをいいます。
4) 不正解です。
ITでのロックはアクセスや変更ができないようにするという意味です。
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02
トランザクションによるデータベースへの一連の処理をすべて完了させるための処理をコミットといいます。
1.正解です。
2.不正解です。データベース構造を記述したものです。
3.不正解です。データベースにおける障害復旧の手法です。
4.不正解です。
1つのデータに複数の箇所から同時に更新をかける際、
矛盾が起きないように一定期間データを保護する仕組みです。
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03
「一連の処理をトランザクションとして扱い、矛盾なく処理が完了したときに、データベースの更新内容を確定すること」すなわちトランザクション内のすべての処理が完了したことを宣言することを、コミットと言います。
なお、トランザクションとは、切り離すことができない、ひとまとまりの処理手続きのことを言います。
本設問は、コミットに関する内容です。
よって、本選択肢の内容は正しいです。
本設問は、コミットに関する内容です。
よって、本選択肢の内容は誤りです。
なお、スキーマとは、データベースの設計において定められるデータの枠組みや構造のことを言います。
本設問は、コミットに関する内容です。
よって、本選択肢の内容は誤りです。
ロールフォワードとは、障害発生時にコミットが完了しているトランザクションについて、ジャーナルファイルの「更新後情報」を用いて、障害直前の状態にまで復旧させることを言います。
本設問は、コミットに関する内容です。
よって、本選択肢の内容は誤りです。
ロックとは、データの整合性を図るため、使用中のデータについて、他の処理で使われないようにアクセス制限や変更制限をかけることです。
データベースマネジメントに関する用語の問題です。正確に覚えるようにしましょう。
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