ITパスポートの過去問
令和3年度
テクノロジ系 問72
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問題
令和3年度 ITパスポート試験 テクノロジ系 問72 (訂正依頼・報告はこちら)
IoTデバイスとIoTサーバで構成され、IoTデバイスが計測した外気温をIoTサーバへ送り、IoTサーバからの指示で窓を開閉するシステムがある。このシステムのIoTデバイスに搭載されて、窓を開閉する役割をもつものはどれか。
- アクチュエーター
- エッジコンピューティング
- キャリアアグリゲーション
- センサ
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この過去問の解説 (3件)
01
入力情報をうけて、物理的な動作を行う部分をアクチュエーターといいます。
1.正解です。
2.不正解です。
IoTネットワークにおいて、末端でのデータ処理技術のことです。
3.不正解です。
複数の搬送波を束ねて高速な通信を実現する技術のことです。
4.不正解です。
アナログ信号をディジタル信号に変換する部品のことです。
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02
1が正解です。
アクチュエーターとは、空気、電気、油などのエネルギーを機械の動きとして利用する駆動装置です。スマートフォン、リモコンなどを利用してセンサを飛ばし、センサを受けたアクチュエーターが動作するといった仕組みがIoT業界で用いられています。窓の開け閉めに利用された例としては、部屋の窓の自動開閉システム、ドアハンドルなしで自動開け閉めが可能な車のドア開閉システムなどがあります。
2の解説)不正解です。エッジコンピューティングは、IoT端末やサーバーでデータの処理・分析を行う手法です。
3の解説)不正解です。キャリアアグリゲーションは、異なる周波数の電波をまとめて1つの通信回線として扱いデータの送受信を行う方法です。
4の解説)不正解です。センサは、外部の情報を受信し人や機械が処理できる信号に変換する装置です。窓の自動開閉システムにもセンサが使われる場合がありますが、センサをアクチュエーターへ渡し、受け取ったアクチュエーターが機器を制御するので、センサが窓の開け閉めをしているわけではありません。
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03
Iotデバイスが計測した情報をIotサーバーへ送り、Iotサーバーの指示を受け取って機器を動作させる役割をもつものを「アクチュエーター」といいます。
もともとは、アクチュエーターは、電機などのエネルギーを動作に変換して機器を動かす装置のことでしたが、IoTの分野でも使われるようになりました。
本設問の内容は、アクチュエーターに関するものです。
よって、本選択肢の内容は正しいです。
本選択肢の内容は、アクチュエーターに関するものです。
よって、本選択肢の内容は誤りです。
なお、エッジコンピューティングとは、端末の近くにサーバを配置し、端末近くでデータ処理を行うことによる通信負荷軽減の効果がある仕組みです。
本選択肢の内容は、アクチュエーターに関するものです。
よって、本選択肢の内容は誤りです。
なお、キャリアアグリゲーションとは、異なる複数の周波数帯を同時に使用し、通信速度の向上や安定性に寄与する仕組みです。
本選択肢の内容は、アクチュエーターに関するものです。
よって、本選択肢の内容は誤りです。
なお、センサとは、ある情報を収集し、機械が処理できる信号に置き換える装置のことです。
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