ITパスポートの過去問
令和4年度
テクノロジ系 問80

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問題

令和4年度 ITパスポート試験 テクノロジ系 問80 (訂正依頼・報告はこちら)

自動車などの移動体に搭載されたセンサや表示機器を通信システムや情報システムと連動させて、運転者へ様々な情報をリアルタイムに提供することを可能にするものはどれか。
  • アクチュエータ
  • キャリアアグリゲーション
  • スマートメータ
  • テレマティクス

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この過去問の解説 (3件)

01

それぞれの専門用語について解説します。

アクチュエータ

コンピュータから出力されたシグナルを動作に変換する役割を担う部分で、IoTではよくセンサの制御に使われています。

キャリアアグリゲーション

モバイル通信で使われる電波の持つ、異なる周波数の電波を同時に使い、より高速な通信を可能とするものです。

LTE回線は他の通信を避けるために分けられる周波数と、データの通り道になる帯域幅で構成されます。

例えばあるキャリアが

周波数800Mhz、帯域幅10MHz100Mbpsの通信速度

周波数1000Mhz、帯域幅10MHz100Mbpsの通信速度

の回線を提供できる場合、両方の回線を合わせて200Mbpsの速度を出せるという技術です。

スマートメーター

電力メーターをネットワーク通信できるようにし、電力会社が一定間隔で確認できるようにしたものです。

これにより、電力会社の社員が検針に行く手間を省くことができます。

またこのような仕組みをHEMS(Home Energy Management System)といいます。

テレマティクス (正解は4)

自動車に通信装置を組み込み、移動の効率性を上げるものです。カーナビより具体的に交通情報を知ることができる他、ドライバーの運転時間や安全運転に関する管理が容易になります。

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02

4が正解です。

テレマティクス(telematics)とは、通信と情報処理を組み合わせたシステムのことです。

自動車などの移動体に移動体通信システムを搭載することで、リアルタイムな情報サービスの提供を可能にします。

カーナビの渋滞情報や天気予報といった機能がテレマティクスの一例です。

1の解説)アクチュエータは、エネルギーを物理的な運動に変換する装置のことです。

2の解説)キャリアアグリゲーションは、複数の周波数帯を束ねて無線通信の高速化を実現する仕組みのことです。

3の解説)スマートメータは、通信機器を備えたメーターのことで、遠隔地から自動で使用量を計測することができます。

4の解説)正解です。

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03

自動車などの移動体に搭載されたセンサなどを情報システムと連動させて、様々なサービスを提供する仕組みのことをテレマティクスといいます。

1.不正解です。コンピュータの命令で回転するレバーなどのことです。

2.不正解です。複数の電波を束ねて通信を高速化する技術のことです。

3.不正解です。インターネットに接続する電気メーターのことです。

4.正解です。

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