ITパスポートの過去問
令和5年度
ストラテジ系 問6
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問題
令和5年度 ITパスポート試験 ストラテジ系 問6 (訂正依頼・報告はこちら)
A社では、顧客の行動や天候、販売店のロケーションなどの多くの項目から成るデータを取得している。これらのデータを分析することによって販売数量の変化を説明することを考える。その際、説明に使用するパラメータをできるだけ少数に絞りたい。このときに用いる分析法として、最も適切なものはどれか。
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この過去問の解説 (3件)
01
多くの項目のデータを取得したうえで、説明に使用するパラメータを少数に絞る場合の分析手法としては、主成分分析が適切です。
誤り。パレート図を使い、要素を割合で分けることで各要素の重要性を明確にする手法です。
誤り。項目、属性、次元数を持つデータの相互関係を明確にする手法です。
正しい。多くのパラメータを持つデータを集約し、そこから主成分を作成して分析する手法です。
誤り。2つの要素の関係性を分析する手法です。
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02
業務分析の手法に関する問題です。本設問では、「多くのデータ」を「少数のパラメータで」という点がポイントです。
ABC分析とは、重要度をA、B、Cの3つのグループ(群)に分けて分析する方法です。よって、本選択肢の内容は誤りです。
クラスター分析とは、似た要素を持つ多くのデータをグルーピングしクラスター(集団)としてとらえ、クラスターの特性を分析する手法です。よって、本選択肢の内容は誤りです。
主成分分析とは、多くの要素を持つデータを、そのデータの特徴的な主成分でデータを表す分析手法です。本選択肢の「多くのデータ」を「少数のパラメータ」すなわち主成分で表す分析手法といえます。よって、本選択肢の内容は正しいです。
相関分析とは、2つの要素間の関係性について分析する手法です。よって、本選択肢の内容は誤りです。
本設問で出題されている分析手法について、特性を正しく覚えるようにしましょう。
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03
A社が複数の項目から成るデータの中から、その情報を維持しながらパラメータの数を減少させたい場合、最も適切な分析方法は「主成分分析」です。
誤りです。在庫管理や販売品目のランク付けを目的とした分析法です。アイテムや要素を「価値」や「重要度」に基づいて3つのカテゴリ(A, B, C)に分類します。
誤りです。似た特性を持つデータをグループ化する分析法です。マーケティングではターゲット層の特性分析や商品の販売圏の選定などに使われます。
正解です。多変数データの情報を圧縮して、それを少数の新しい変数(主成分)に変換する方法です。これにより、元のデータの情報を失わずに変数の数を減少させることができます。
誤りです。2つの変数間の関係の強さや方向を評価するための方法。2つの変数がどの程度関連しているかを評価できます。
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