ITパスポートの過去問
令和5年度
マネジメント系 問8

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問題

令和5年度 ITパスポート試験 マネジメント系 問8 (訂正依頼・報告はこちら)

ソフトウェア導入作業に関する記述a〜dのうち、適切なものだけを全て挙げたものはどれか。

a  新規開発の場合、導入計画書の作成はせず、期日までに速やかに導入する。
b  ソフトウェア導入作業を実施した後、速やかに導入計画書と導入報告書を作成し、合意を得る必要がある。
c  ソフトウェアを自社開発した場合、影響範囲が社内になるので導入計画書の作成後に導入し、導入計画書の合意は導入後に行う。
d  本番稼働中のソフトウェアに機能追加する場合、機能追加したソフトウェアの導入計画書を作成し、合意を得てソフトウェア導入作業を実施する。

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この過去問の解説 (3件)

01

各選択肢について解説します。

a:誤りです。導入計画書の作成が必要です。

導入計画書は導入の流れやスケジュール、リスクなどを明確にするためのもので、作成しない場合、導入時に問題が生じる可能性が高まります。

b:誤りです。

導入計画書は導入作業の実施前に作成し、合意を得る必要があります。

c:誤りです。

ソフトウェアを自社開発する場合でも作業に伴う様々なリスクを軽減するため、導入計画書の作成は必要です。

d:適切です。

本番稼働中のソフトウェアに機能を追加する場合、その影響やリスクを事前に評価する必要があります。

そのため、導入計画書を作成し、関係者との合意を取った上で導入作業を進める必要があります。

以上から、正解は「d」です。

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02

ソフトウェア導入作業において、導入計画書は導入前に作成しユーザの合意が必要になります。その計画書に基づいて導入を実施した後で、導入報告書をユーザに提出し合意を得ます。

a.不適切。導入計画書の作成は必要です。

b.不適切。導入計画書の合意はソフトウェア導入作業前です。

c.不適切。導入計画書の合意はソフトウェア導入作業前です。

d.適切。

選択肢4. d

正しい。設問よりこの選択肢が適切です。

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03

ソフトウェアの開発が完了し、導入作業を行うにあたって必要となる事項についての問題です。

aは、新規開発の場合でも、導入作業の実施前に導入計画書の作成は必要なため誤りです。

bは、導入計画書は、導入作業前に作成する必要があるため誤りです。

cは、導入計画書は、導入にあたってのプロセスを最低限に抑えるという効果もあります。そのため自社開発の場合もで作成は必要なため誤りです。

dは、機能追加の場合でも、追加された機能に関する導入計画書が必要となり、関係者の合意を得る必要があるため正しいです。

選択肢1. a、c

aとcは不適切なため、本選択肢の内容は誤りです。

選択肢2. b、c、d

bとcは不適切なため、本選択肢の内容は誤りです。

選択肢3. b、d

bは不適切なため、本選択肢の内容は誤りです。

選択肢4. d

dのみ適切なため、本選択肢の内容は正しいです。

まとめ

導入計画書はそもそも何のために必要となるのかという趣旨を押さえて理解しておきましょう。

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