ITパスポートの過去問
令和5年度
マネジメント系 問9

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

令和5年度 ITパスポート試験 マネジメント系 問9 (訂正依頼・報告はこちら)

A社のIT部門では、ヘルプデスクのサービス可用性の向上を図るために、対応時間を24時間に拡大することを検討している。ヘルプデスク業務をA社から受託していB社は、これを実現するためにチャットボットをB社に導入して活用することによって、深夜時間帯は自動応答で対応する旨を提案したところ、A社は24時間対応が可能であるのでこれに合意した。この合意に用いる文書として、最も適切なものはどれか。
  • BCP
  • NDA
  • SLA
  • SLM

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

ヘルプデスクのサービス対応時間を拡大するための合意は、SLA(Service Level Agreement)になります。

選択肢1. BCP

誤り。事業継続計画のことです。Business Continuity Planの略。

選択肢2. NDA

誤り。秘密保持契約のことです。Non Disclosure Agreementの略。

選択肢3. SLA

正しい。サービス提供事業者とその利用者の間で締結するサービスレベルの合意書のことです。

選択肢4. SLM

誤り。サービスレベル管理のことです。Service Level Managementの略。

参考になった数12

02

「 SLA」が最も適切です。

選択肢1. BCP

誤りです。BCP (Business Continuity Planning):事業継続計画です。災害や事故が発生した場合の対応策や継続的な業務遂行のための計画です。

選択肢2. NDA

誤りです。NDA (Non-Disclosure Agreement):秘密保持契約です。取引の際に機密情報の取り扱いや開示に関する合意を取り交わす契約です。

選択肢3. SLA

正解です。SLA (Service Level Agreement) :サービス提供者と顧客との間で合意されるサービスの品質を示す契約です。サービスの応答時間、可用性、サポートの対応時間などの具体的なメトリクスや目標を定義します。

選択肢4. SLM

誤りです。SLM (Service Level Management):サービス品質を管理・維持するためのプロセスや手法を定義するもので、具体的な合意内容を示すものではありません。

参考になった数7

03

サービスマネジメントに関する用語を理解しているかを問う問題です。

選択肢1. BCP

BCPとは、事業継続計画のことです。災害などの緊急事態に遭遇したとしても、事業の中核を継続し早期復旧を目指す計画のことです。

よって本選択肢の内容は誤りです。

選択肢2. NDA

NDAとは、秘密保持契約のことです。機密情報の定義、目的や具体的な保持義務などを定めたものです。

よって本選択肢の内容は誤りです。

選択肢3. SLA

SLAとは、サービス品質保証のことです。ユーザーとサービス提供側でサービスの品質について合意する内容を定めたものです。

本設問において、「24時間対応」というサービスの品質に関して合意する文書のため、SLAのことです。

よって本選択肢の内容は正しいです。

選択肢4. SLM

SLMとは、サービスレベル管理のことです。サービス提供側が提供されているサービスを定期的・継続的に確認し、サービスの品質を維持・改善・向上させることを目的とするものです。

よって本選択肢の内容は誤りです。

まとめ

サービスマネジメントに関する用語は数多くあります。過去問で問われているものを中心に的確に覚えましょう。

参考になった数3