ITパスポートの過去問
令和5年度
テクノロジ系 問8

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問題

令和5年度 ITパスポート試験 テクノロジ系 問8 (訂正依頼・報告はこちら)

容量が500GバイトのHDDを2台使用して、RAID0、RAID1を構成したとき、実際に利用可能な記憶容量の組合せとして、適切なものはどれか。
  • RAID0:1Tバイト   RAID1:1Tバイト
  • RAID0:1Tバイト   RAID1:500Gバイト
  • RAID0:500Gバイト  RAID1:1Tバイト
  • RAID0:500Gバイト  RAID1:500Gバイト

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この過去問の解説 (2件)

01

RAID0とは、複数のHDDにデータを分散して読み書きする技術のことで、ストライピングとも呼ばれます。

高速性は高いですが、耐障害性は低いという特性があります。

RAID1とは、複数のHDDに同じデータを読み書きする技術のことで、ミラーリングとも呼ばれます。

耐障害性は高いですが、ディスクの利用効率は半分以下となってしまいます。

本問では、500GバイトのHDD2台すなわち1TをRAID0、RAID1で構成した場合ですので、RAID0では1Tバイト、RAID1では半分の500Gバイトとなります。

選択肢2. RAID0:1Tバイト   RAID1:500Gバイト

RAID0では1Tバイト、RAID1では半分の500Gバイトとなります。

よって本選択肢の内容は正しいです。

まとめ

高速性と信頼性の向上を目的としているRAIDについて、3台のHDDで構成されるRAID5についても概要を押さえておきましょう。

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02

RAID0とRAID1はそれぞれ以下の特徴を備えています

RAID0(ストライピング):ひとつのデータを2台以上のディスクに分散させて書き込む

RAID1(ミラーリング):2台以上のディスクに対して常に同じデータを書き込む

以上のことから、RAID0は1T、RAID1は500Gの容量となります

選択肢1. RAID0:1Tバイト   RAID1:1Tバイト

RAID1は常に同じデータを書き込むため、1Tの容量を確保できません

選択肢2. RAID0:1Tバイト   RAID1:500Gバイト

記述の通りです

選択肢3. RAID0:500Gバイト  RAID1:1Tバイト

RAID0はデータを分散することから、1Tの容量を確保できます

また、RAID1は常に同じデータを書き込むため、1Tの容量を確保できません

選択肢4. RAID0:500Gバイト  RAID1:500Gバイト

RAID0はデータを分散することから、1Tの容量を確保できます

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