ITパスポートの過去問
令和5年度
テクノロジ系 問10

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問題

令和5年度 ITパスポート試験 テクノロジ系 問10 (訂正依頼・報告はこちら)

Wi−Fiのセキュリティ規格であるWPA2を用いて、PCを無線LANルータと接続するときに設定するPSKの説明として、適切なものはどれか。
  • アクセスポイントへの接続を認証するときに用いる符号(パスフレーズ)であり、この符号に基づいて、接続するPCごとに通信の暗号化に用いる鍵が生成される。
  • アクセスポイントへの接続を認証するときに用いる符号(パスフレーズ)りこの符号に基づいて、接続するPCごとにプライベートIPアドレスが割り当てられる。
  • 接続するアクセスポイントを識別するために用いる名前であり、この名前に基づいて、接続するPCごとに通信の暗号化に用いる鍵が生成される。
  • 接続するアクセスポイントを識別するために用いる名前であり、この名前に基づいて、接続するPCごとにプライベートIPアドレスが割り当てられる。

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この過去問の解説 (2件)

01

PSKとは、Pre Shared Keyの略で、事前に共有された鍵を意味します。

事前に共有化された鍵を使って暗号化し通信を行うことを言います。無線LAN上で暗号化する規格であるWPA2などで見受けられ、アクセスポイントへ端末が接続する際の認証として使われます。

選択肢1. アクセスポイントへの接続を認証するときに用いる符号(パスフレーズ)であり、この符号に基づいて、接続するPCごとに通信の暗号化に用いる鍵が生成される。

PSKは、アクセスポイントへ端末が接続する際に、アクセスポイントが端末を認証する場合に使われます。

よって本選択肢の内容は正しいです。

選択肢2. アクセスポイントへの接続を認証するときに用いる符号(パスフレーズ)りこの符号に基づいて、接続するPCごとにプライベートIPアドレスが割り当てられる。

PSKは、接続するPCごとにプライベートIPアドレスが割り当てには使われません。

よって本選択肢の内容は誤りです。

選択肢3. 接続するアクセスポイントを識別するために用いる名前であり、この名前に基づいて、接続するPCごとに通信の暗号化に用いる鍵が生成される。

接続するアクセスポイントを識別するために用いられるのは、SSIDです。

よって本選択肢の内容は誤りです。

選択肢4. 接続するアクセスポイントを識別するために用いる名前であり、この名前に基づいて、接続するPCごとにプライベートIPアドレスが割り当てられる。

接続するアクセスポイントを識別するために用いられるのは、SSIDです。

よって本選択肢の内容は誤りです。

まとめ

暗号化通信は、情報セキュリティの向上のためにはとても重要なことです。正確に理解するようにしましょう。

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02

PSKとは、事前に共有された鍵を用いてWi-Fi接続をする際の認証方式のことです。

鍵を保有することで誰でも接続が可能です。

また、鍵は自由に変更できることから、セキュリティ面について柔軟な対応が図れます。

選択肢1. アクセスポイントへの接続を認証するときに用いる符号(パスフレーズ)であり、この符号に基づいて、接続するPCごとに通信の暗号化に用いる鍵が生成される。

正解です。PSKに関する説明です。

選択肢2. アクセスポイントへの接続を認証するときに用いる符号(パスフレーズ)りこの符号に基づいて、接続するPCごとにプライベートIPアドレスが割り当てられる。

プライベートIPアドレスに関する説明です。

選択肢3. 接続するアクセスポイントを識別するために用いる名前であり、この名前に基づいて、接続するPCごとに通信の暗号化に用いる鍵が生成される。

SSIDに関する説明です。

選択肢4. 接続するアクセスポイントを識別するために用いる名前であり、この名前に基づいて、接続するPCごとにプライベートIPアドレスが割り当てられる。

SSIDに関する説明です。

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