ITパスポートの過去問
令和6年度
テクノロジ系 問26
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問題
令和6年度 ITパスポート試験 テクノロジ系 問26 (訂正依頼・報告はこちら)
一つの表で管理されていた受注データを、受注に関する情報と商品に関する情報に分割して、正規化を行った上で関係データベースの表で管理する。正規化を行った結果の表の組合せとして、最も適切なものはどれか。ここで、同一商品で単価が異なるときは商品番号も異なるものとする。また、発注者名には同姓同名はいないものとする。
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この過去問の解説 (3件)
01
正規化とは、データの冗長性や不整合を防ぐためにデータベースを構造化する手法です。今回の問題は、受注データを「受注に関する情報」と「商品に関する情報」に分割し、適切な形で関係データベースの表を作成することを問うています。与えられた条件を整理すると、以下のポイントが重要です。
• 同一商品で単価が異なる場合は、商品番号も異なる。
• 発注者名には同姓同名がいない。
これらの条件に基づいて、正規化の結果として最も適切な表の組み合わせを考えます。
正規化のステップ
1. 第1正規形 (1NF): 重複しているデータを分け、列が単一の値を持つようにする。
2. 第2正規形 (2NF): 主キー以外のすべての属性が、主キーに対して完全に従属するようにする。
3. 第3正規形 (3NF): 主キー以外の属性が、他の非キー属性に従属していないことを保証する。
表の分割
1. 受注に関する情報は、主に「受注番号」「発注者名」「商品番号」「個数」などが含まれます。これらは受注に特有の情報であり、発注ごとに異なるデータです。
2. 商品に関する情報は、「商品番号」「商品名」「単価」などが含まれます。これらは商品に特有の情報であり、商品ごとに一意に決まるデータです。
表の組み合わせ
• 受注情報(受注番号、発注者名、商品番号、個数など)
• 商品情報(商品番号、商品名、単価など)
最適な組み合わせ
受注に関する情報と商品に関する情報を正規化して分割するということから、正規化後の表の組み合わせとしては、次のようになります。
• 受注表: 受注に関連する情報を管理する(「受注番号」「発注者名」「商品番号」「個数」など)。
• 商品表: 商品に関する情報を管理する(「商品番号」「商品名」「単価」など)。
これにより、受注ごとに異なる情報と、商品ごとに一意に定まる情報を分けて管理でき、データの冗長性を防ぐことができます。
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02
正規化の要件
受注に関する情報:受注番号や発注者名など、特定の受注に関連する情報を管理します。
商品に関する情報:商品番号、商品名、単価など、特定の商品に関連する情報を管理します。
また、商品番号ごとに商品名や単価が決まっているため、商品データを独立させることでデータの冗長性を減らすことができます。
不正解です。
不正解です。
不正解です。
正解です。
正しい正規化では、受注と商品情報が別の表に分かれ、各情報が一意のキーで管理されている組み合わせが適切です。
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03
正規化とは、データベースでデータの重複を避け、データの整合性と効率性を向上させるため複数の表に分割することです。
正規化は以下の手順を踏んで行います。
2つの表に関連性が無いので不正解です。
個数は商品番号によって特定できない項目なので不正解です。
単価は商品番号によって特定する項目なので不正解です。
正解です。
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