介護福祉士の過去問
第22回(平成21年度)
介護概論 問73
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問題
介護福祉士国家試験 第22回(平成21年度) 介護概論 問73 (訂正依頼・報告はこちら)
介護福祉士の職業倫理に関する次の記述のうち、適切なものを一つ選びなさい。
- 就寝時、利用者に添い寝をし、朝まで一緒に眠った。
- 研修会・学会における資料の利用者氏名は、匿名とした。
- 利用者の旧友から電話で問い合わせが合ったので、利用者の状態を話した。
- 勤務中に、携帯電話に私用メールがきたので返信した。
- 利用者の家族より、感謝の気持ちとして贈り物をいただいた。
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この過去問の解説 (3件)
01
1→朝まで添い寝をするのは職務の範囲を超えていると思われます。
2,3→利用者の個人情報の保護に最大限配慮するのは当然のことです。電話では本人確認ができないため、たとえ家族や親戚を名乗っていても利用者についての情報を漏らすのは厳禁です。
4,5→公私のけじめをつけるのは、介護福祉士に限らず社会人として当然のことです。
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02
1.× 利用者の精神状態によって添い寝をし安心してもらうことはありますが、一時的な対応であり朝までずっと一緒に眠ることはありません。
2.○
3.× 利用者本人の旧友であっても状態を話すことはありません。家族であっても、電話口では本人確認がしっかりとれないため状態を話すことは控えます。
4.× 社会人として、勤務中に返信することはしません。常識です。
5.× いかなる場合でも利用者・家族から物を頂くことはしません。
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03
利用者の個人情報、プライバシーは他方に漏らすような事があってはなりませんので、本人が特定できないように匿名にしなければいけません。十分な匿名化ができないと思われる時には、本人や家族の同意が必要になります。
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