介護福祉士の過去問
第22回(平成21年度)
介護概論 問74
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問題
介護福祉士国家試験 第22回(平成21年度) 介護概論 問74 (訂正依頼・報告はこちら)
息子の介護を受けている母親の腕に、つねられたようなあざを発見した訪問介護員の対応に関する記述のうち、適切でないものを一つ選びなさい。
- 他にあざがないか観察した。
- 「大丈夫です」と言う母親の言葉を信じた。
- 事業所の上司に相談した。
- 息子の母親へのかかわりを観察した。
- 息子に介護負担感について聴いた。
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この過去問の解説 (3件)
01
状況的には、息子が母親を虐待していることが予測されます。
まずは体にあざや傷が他にないかどうかを確認し、上司と今後の対応を検討する必要があります。
もしかしたら息子自身も介護負担などについて悩んでいる可能性がありますので、様子をよく観察し、必要に応じて息子さんとも面談を行いましょう。
2→介護を受けている母親は、実際に虐待を受けていてもそうとは言い出せない可能性が高いです。母親の言葉をうのみにせず、適切な対応を取りましょう。
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02
息子による虐待が行われている可能性があります。すみやかに他に痣がないか確認し、上司に報告します。家族で介護をすることは想像以上に大変なことです。息子に対しても今の状況や心情を聞き、介護負担軽減の働きかけなどのフォローも行います。家族・利用者が共に暮らしやすくなれるよう支援をしていきます。
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03
「信じる」、「信じない」で判断してはなりません。
まず、客観的に状況を正しく把握し、上司に相談する事が適切です。
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