介護福祉士の過去問
第21回(平成20年度)
介護技術 問96
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問題
介護福祉士国家試験 第21回(平成20年度) 介護技術 問96 (訂正依頼・報告はこちら)
次の事例を読んで、問題について答えなさい。
【事例】
Mさん(78歳、男性、要介護2、身長160cm、体重65kg)は、妻(78歳)と二人暮らしで、脳梗塞で入院加療後、後遺症を抱えながらの在宅生活1年目である。歩行には一部介助が必要であり、時々、妻と車いすで散歩に出掛けるが、普段はテレビを見たり新聞を読むなどして過ごしている。食事の時は、車いすに座ってスプーンを用いて自分で食べられるが、身体全体が右側にずり落ちていることが多い。最近はむせることが多くなってきた。1ヶ月前に風邪をひいたが、現在は体調が安定している。Mさんはトイレで排泄することを強く希望し、妻の介助でトイレまで移動し排泄ができている。妻は腰痛を抱えながら昼夜を問わずトイレまで介助しているため、「疲れている、ゆっくり休んでみたい」と訪問介護員に話す。訪問介護(身体介護)を週に1回利用している。
【問題】
次の記述のうち、Mさんが、食事中にむせることが多くなった要因と考えられるものとして、最も適切なものを一つ選びなさい。
【事例】
Mさん(78歳、男性、要介護2、身長160cm、体重65kg)は、妻(78歳)と二人暮らしで、脳梗塞で入院加療後、後遺症を抱えながらの在宅生活1年目である。歩行には一部介助が必要であり、時々、妻と車いすで散歩に出掛けるが、普段はテレビを見たり新聞を読むなどして過ごしている。食事の時は、車いすに座ってスプーンを用いて自分で食べられるが、身体全体が右側にずり落ちていることが多い。最近はむせることが多くなってきた。1ヶ月前に風邪をひいたが、現在は体調が安定している。Mさんはトイレで排泄することを強く希望し、妻の介助でトイレまで移動し排泄ができている。妻は腰痛を抱えながら昼夜を問わずトイレまで介助しているため、「疲れている、ゆっくり休んでみたい」と訪問介護員に話す。訪問介護(身体介護)を週に1回利用している。
【問題】
次の記述のうち、Mさんが、食事中にむせることが多くなった要因と考えられるものとして、最も適切なものを一つ選びなさい。
- 嫌いな食品が多いため。
- カロリー摂取量が少ないため。
- スプーンでの一口量が少ないため。
- 風邪の影響が残っているため。
- 食事中の姿勢が悪いため。
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この過去問の解説 (3件)
01
そのため、食べ物が入っていくスピードと本人の飲み込む能力が適切で無いといけません。
考えられる原因として、姿勢が悪い(顎が上がっている)、食べ物(飲み物)の形状がさらっとしている、一回に口に入れる量が多すぎる、食べるスピードが早すぎる、口の筋力が低下している等です。
よって正解は5となります。
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02
事例文中に「身体全体が右側にずり落ちていることが多い」とあります。そのため姿勢がわるい可能性が高いです。
食事の際、テーブルの高さが適切であっても軽い前傾姿勢がとれているか、両足が床についているか、膝は90度に曲がった状態かなど、むせない姿勢が大切です。
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03
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