介護福祉士の過去問
第26回(平成25年度)
発達と老化の理解 問75

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問題

介護福祉士国家試験 第26回(平成25年度) 発達と老化の理解 問75 (訂正依頼・報告はこちら)

Bさん(76歳、男性)は、30年以上前から糖尿病(diabetes mellitus)があり、朝食の前に血糖降下薬を内服している。薬剤や用量は5年前から変更はなく、医師からは、インスリン(insulin)の分泌を増やす薬であると説明されている。また、糖尿病(diabetes mellitus)の影響で、だんだんと腎臓の機能が悪くなっているともいわれている。Bさんは、「最近、夕方になるとひどくおなかが空き、『ふわふわする』と感じる。今日も同じような感じがあったが、クッキーを1つ食べたら良くなった」と言った。
Bさんへの介護職の対応として、適切なものを1つ選びなさい。
  • クッキーなどの甘いものは食べないように、助言する。
  • 早めに主治医に相談するように、助言する。
  • めまい外来を受診するように、助言する。
  • 1週間ほど経過をみるように、助言する。
  • 午後に運動を増やすように、助言する。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は 2 です。

問題文の症状から、夕方に低血糖状態になっていると推測されます。一時的な手段としてクッキーで糖分補給をする事は間違ってはいませんが、クッキーのようなお菓子は腎臓にも負担をかけてしまう為、早めに主治医に相談し適切な処置を指示してもらうよう助言するのが適切です。

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02

正解は 2 です。

症状からして低血糖を起こしている可能性があります。5年前から薬剤や用量も変更されておらず、腎臓の機能も悪化しているため速やかに主治医の診察を受け、治療の見直しなどの処置を受けたほうがよいと思われます。

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03

介護職員として、体調の変化が聞かれたときは自分なりの判断や助言はせず、速やかに専門家への報告を行い対応してもらうことが大切です。
今回、Bさんは糖尿病の持病があること、本人なりの対応(クッキーを食べる)のみで様子をみていること、が分かるため②が適切です。

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