介護福祉士の過去問
第26回(平成25年度)
障害の理解 問88
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問題
介護福祉士国家試験 第26回(平成25年度) 障害の理解 問88 (訂正依頼・報告はこちら)
免疫力が低下したHIV(human immunodeficiency virus)感染者の生活上の留意点に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。
- 火を通さない生ものを積極的に摂取する。
- 他者の皮膚に直接手で触れることは避ける。
- びらんを防ぐために、肛門周囲を清潔に保つ。
- 日和見感染を防ぐために、日光に当たらない。
- 口腔内出血を防ぐために、口腔ケアは行わない。
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この過去問の解説 (3件)
01
1:免疫力が低下している時に生ものを食べると当たりやすいので火を通して食べるようにします。
2:手をつないだり、便座を共用したりといった通常の生活で感染する事はありません。
4:朝日に当たる事で体内時計をリセットして規則正しい生活を送れたり、紫外線に当たる事で皮膚表面の殺菌も出来るので、適度に日光に当たるようにした方が良いです。
5:免疫が低下している時に口腔ケアを行わないと、口の中で増えた細菌が肺に入り、誤嚥性肺炎を起こしてしまう可能性があります。
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02
HIVは性的接触、血液、母子間を通してなど体液が感染経路となる病気です。
そのことから、肛門や膣にびらん(皮膚の損傷・炎症)ができることでHIVの感染症のリスクは高くなります。感染者はびらんを防ぐために肛門周囲を清潔に保つことに留意しなければいけません。
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03
1.× 免疫が落ちているときに生ものを食べることは、お勧めしません。しっかり火を通して食べましょう。
2.× 直接手で触れただけでは、感染しません。
3.○
4.× 適度に日光に当たることが必要です。日光を浴びることで体内時計がリセットでき1日のリズムを整えることができます。
5.× 口腔ケアを行わないことにより、う歯ができ口腔内に細菌が増えることによって誤嚥性肺炎などを誘発します。出血をしないよう、しっかりと口腔ケアを行います
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