介護福祉士の過去問
第26回(平成25年度)
障害の理解 問89

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問題

介護福祉士国家試験 第26回(平成25年度) 障害の理解 問89 (訂正依頼・報告はこちら)

知的障害のある人のライフステージ(life stage)に応じた支援に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
  • 乳児期には、身体的な成長と精神的な成長のアンバランスに配慮する。
  • 幼児期には、将来の就職を考えた自立プログラムを提供する。
  • 成人期には、家族の障害受容を支援する。
  • 壮年期には、親と死別した後の生活への適応を支援する。
  • 老年期には、障害者福祉サービスの利用を支援する。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は「壮年期には、親と死別した後の生活への適応を支援する。」です。

選択肢1. 乳児期には、身体的な成長と精神的な成長のアンバランスに配慮する。

身体的な成長と精神的な成長のアンバランスに配慮するのは18歳くらいの青年期です。

選択肢2. 幼児期には、将来の就職を考えた自立プログラムを提供する。

将来の就職を考えた自立プログラムを提供するのは中学~高校生くらいの時期です。

選択肢3. 成人期には、家族の障害受容を支援する。

家族の障害受容への支援は、ライフステージによらず、発覚次第行います。

選択肢5. 老年期には、障害者福祉サービスの利用を支援する。

老年期には障害福祉サービスよりも介護福祉サービスの利用を支援します。

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02

正解は 4 です。

知的障害者やその家族の援助支援として以下のことがあげられます。

乳幼児期:心身の発達を促す支援、家族の障害受容支援を行います。

児童期から青年期:生活技術を身につけ、仲間づくりや対人関係の幅を広げる支援を行い、同時に身体の成長と精神の成長のアンバランスに配慮します。

壮年期:親との死別で生じる居住の確保をし、経済保障とともに喪失感への支援をします。

老年期:健康管理や加齢に伴う心身の状態の変化、それに伴う生活の変化への対応を支援します。

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03

正解は4です。
知的障害があると生活上の制限や活動・参加の制限を受けることも多く、親の支援や援助によって生活を送っていくことも多くみられます。
壮年期は障害関係なく親との死別から生活に変化が起こりやすい時期でもありますが、障害をもっていると特に生活の変化や保障体制の変化に対する適応の支援が大切となります。

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