介護福祉士の過去問
第27回(平成26年度)
介護の基本 問17
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問題
介護福祉士国家試験 第27回(平成26年度) 介護の基本 問17 (訂正依頼・報告はこちら)
介護福祉士制度が創設された背景にあるものとして、最も適切なものを1つ選びなさい。
- 高齢化率が14%を超えて、高齢社会になった。
- 介護保険法が制定されて、新しい介護サービス提供の仕組みが創設された。
- 日本学術会議が、介護職員の専門性と資格制度についての意見を出した。
- 特別養護老人ホームの制度ができて、介護職員が必要になった。
- 高齢者保健福祉推進十か年戦略(ゴールドプラン)の策定によって、介護サービスの拡充が図られるようになった。
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この過去問の解説 (3件)
01
日本学術会議とは、内閣府の特別機関の一つです。優れた実績のある科学者で構成されており、簡単に言うと、それらの科学者の意見を政策に反映させるための機関です。
介護福祉士制度も、この日本学術会議で介護職員の専門性と資格制度についての意見を出したことから創設されました。
しかしこの問題において問われているのはこの知識ではなく
・社会福祉士・介護福祉士法の制定(1987年)
に対して、
・高齢社会になった時期(1995年)
・介護保険法の制定(1997年)
・特別養護老人ホームの制度が確立された時期(1963年)
・ゴールドプランの策定(1989年)
といった社会福祉制度の流れの方です。
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02
社会福祉士及び介護福祉士法は1987年(昭和62年)に制定されています。選択肢の各項目がいつ起こったことかを考えていくと解ける問題です。
他の選択肢については以下のとおりです。
1→高齢社会になったのは1995年(平成7年)です。よって不適切です。
2→介護保険法の制定は1997年(平成9年)です。よって不適切です。
4→社会福祉士及び介護福祉士法制定以前に既に特別養護老人ホームはありました。法制定以前は、寮母・寮父が介護の仕事を行っていました。よって不適切です。
5→ゴールドプランは1989年(平成元年)です。よって不適切です。
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03
介護福祉士の資格が出来たのは1987年です。
日本学術会議が、介護職員の専門性、資格制度について検討し、介護福祉士の資格が出来ました。
1.高齢化率が14%を越えたのは1995年です。
2.介護保険制度がはじまったのは1997年です。
3.特別養護老人ホームの制度が出来たのは1963年のことです。
5.ゴールドプランの策定が行なわれたのは1989年です。
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