介護福祉士の過去問
第27回(平成26年度)
介護の基本 問22
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問題
介護福祉士国家試験 第27回(平成26年度) 介護の基本 問22 (訂正依頼・報告はこちら)
介護を必要とする人の個別性・多様性を意識した対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
- 性別をもとに、衣類の色やデザインを選ぶ。
- 年齢をもとに、生きてきた時代を考え体験談を聞く。
- 障害特性をもとに、施設で暮らすことを勧める。
- 家族構成をもとに、人格的な特徴を判断する。
- 所得をもとに、レクリエーションの内容を考える。
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この過去問の解説 (3件)
01
1:例えば女性が全員レースのついたピンクの服が好きかと言えばそうではありません。それぞれの好みに合わせた色やデザインを選ぶべきです。
3:障害があるから施設で暮らすという考え方は間違っています。障害がある場合、在宅で生活していく上でどういう所に不便を感じるのか、どうすればより暮らしやすくなるのかをまずは考えるべきです。その試行錯誤の上「本人にとってより良い暮らしの場が施設である」となった時に初めて施設入所を検討します。
4:人格的な特徴は家族構成だけでは判断できません。本人や家族からもしっかりと話を聞き、総合的に判断するべきです。
5:レクリエーションの内容は、本人の生活歴やニーズを元に考えるべきです。所得が少なくても趣味にだけはお金をかける人もいれば、所得が多くても、お金のかからない趣味を持っている人もいます。
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02
ここでいう「個別性・多様性」の意識とは、利用者一人ひとりの心身の状況、ニーズ、思い、家族関係、社会活動への意欲参加、人間関係での価値観などに十分配慮したものを指します。
1,3,4,5の行為は援助者の主観によるもので上記のような配慮がないため、誤りです。
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03
体験談を聞くことは、その人の人生や人となりを知ることにつながる行動であり、個別性・多様性を意識した対応と言えます。
1.同じ性別でも個人によって衣類の好みは全く違います。
3.障害だけに注目しており、個別性・多様性を考慮していない行動です。
4.家族構成だけに注目しており、個別性・多様性には注目していません。
5.所得だけに注目しており、個別性・多様性に注目していません。
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