介護福祉士の過去問
第28回(平成27年度)
介護の基本 問26
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問題
介護福祉士国家試験 第28回(平成27年度) 介護の基本 問26 (訂正依頼・報告はこちら)
介護老人福祉施設に入所後、すぐ退所したいと訴える利用者への介護福祉職の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
- 精神安定を図るために、利用者に精神安定剤を服薬してもらう。
- 利用者の思いを最優先に考えて、退所の手続きをする。
- 利用者に退所を思い直してもらうために、家族には介護する意思がないと伝える。
- 利用者の今の思いを受け止めて、その発言の背景を確認する。
- 気分を変えてもらうために、利用者をテレビの前に案内する。
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この過去問の解説 (3件)
01
まずは利用者の話を聞き、利用者の気持ちや背景を知ることが重要です。
理由がはっきりすれば、対応方法を検討することができます。
1.薬の使用の判断を介護福祉職が行なうことは不適切です。利用者の人権を無視した行動でもあります。
2.入所が必要だから入所しているのであって、簡単に退所手続きを取ることは不適切です。
3.嘘をつくことはいけません。利用者をさらに混乱させることになります。
5.利用者の話を一番に聞くべきであり、不適切な対応です。
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02
なぜ退所したいと訴えているのかを知るために、まずはその思いを傾聴し、発言の背景を確認することが適切です。利用者の思いを聞くことなく気分転換を図るのではなく、まずは受け止めることがしかるべき対応であり、信頼関係の構築にもつながります。
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03
何故、利用者は退所をしたいと訴えているのか利用者の気持ちに寄り添い、傾聴することが大切です。
利用者の気持ちを無視し、勝手に決めてはいけないのです。
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