介護福祉士の過去問
第28回(平成27年度)
介護過程 問62
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問題
介護福祉士国家試験 第28回(平成27年度) 介護過程 問62 (訂正依頼・報告はこちら)
介護福祉職の情報収集に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
- 情報は、多角的・継続的に収集する。
- 収集した情報は、取捨選択せずに記録する。
- 主観的情報は、計測器を用いて収集する。
- 利用者が発した言葉は、介護福祉職の主観を加えて記録する。
- プライバシーに関する情報は、集団面接で収集する。
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この過去問の解説 (3件)
01
情報は多角的・継続的に収集するようにしなければなりません。
2.取捨選択しないと情報量が膨大になり、何が重要なのかわからなくなってしまいます。
何が大事なのかを判断できる能力を身につけ、必要な情報を記録するようにします。
3.計測器を用いて収集するのは、客観的情報です。
4.利用者が発した言葉は、そのままを記録します。主観は正しいとはいえません。
5.集団面接のような場所でプライバシーに関する情報を収集するのは、適切ではありません。
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02
2.誤り。取捨選択とは、必要なものを選び不要なものを捨てるという意味です。情報は取捨選択が必要です。
3.誤り。計測器を用いるのは客観的情報です。客観的・主観的情報も同年の試験問題で出題があります。
4.誤り。利用者が発した言葉はそのまま記載します。
5.誤り。プライバシーに関する情報は慎重に扱わなければなりません。集団面接のような場所で収集するのは不適切です。
以上により、選択肢1が正解となります。
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03
他の選択肢については以下のとおりです。
2.単なる情報の羅列では読みにくく、あとで必要な事柄をそこから拾うにも時間がかかってしまいます。必要なものを記録します。
3.主観的情報は利用者の訴えになります。計測器を用いたものは客観的情報です。
4.利用者の発した言葉はそのまま記録します。
5.集団面接だと自分以外の第三者がいるわけで、聞かれたくないことが知られてしまう可能性があります。プライバシーに関するものは慎重に扱うべきであり、この選択肢は不適切です。
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