介護福祉士の過去問
第29回(平成28年度)
認知症の理解 問84

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問題

介護福祉士国家試験 第29回(平成28年度) 認知症の理解 問84 (訂正依頼・報告はこちら)

認知症(dementia)の人の支援者の役割に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
  • 民生委員は、担当地域の認知症(dementia)の人に関わる情報を収集して、専門的支援機関につなげる。
  • 認知症(dementia)の人の主治医を、認知症(dementia)に関わる地域医療体制を構築する上での中核にする。
  • 認知症看護認定看護師は、認知症(dementia)の種類と病期を特定して、必要な薬剤を処方する。
  • 認知症サポート医が、認知症サポーター養成講座の講師を務めることとされている。
  • 介護支援専門員(ケアマネジャー)は、担当する認知症(dementia)の人の要介護認定を行う。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は1です。

担当地区の認知症の人に関する情報収集は民生委員の役割の一つです。

2.地域医療体制の中核を担うのは、地域を代表する基幹病院などです。主治医が中核を担うことはありません。

3.看護師は薬を処方することは出来ません。

4.認知症サポーター養成講座の講師が医師でなければならないという規定はありません。

5.介護支援専門員の仕事は要介護認定の申請を出すことです。認定は介護認定審査会が行ないます。

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02

正解は1です。

民生委員の役割は、以下を行うことです。
・住民の生活状態を把握する
・生活に関する相談、助言その他の援助
・福祉サービスを適切に利用するための情報提供、その他の援助
・社会福祉事業者と連携し、事業又は活動の支援
・福祉事務所その他の関係行政機関の業務に協力
・住民の福祉の増進をするための活動

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03

正解は「1」です。

民生委員の役割は、住民の生活状態の把握などであり、担当地区の認知症の人に関する情報を収集し、適切に担当機関へ引き継ぐことは、重要な役割の一つです。

2 認知症についての地域医療体制の中核を担う存在を「認知症サポート医」と言います。認知症サポート医は認知症患者の主治医への研修や助言を行います。

3 基本的に薬の処方は医師が行います。

4 認知症サポーター養成講座の講師は、一定の研修を受けることで務めることができます。医師やケアマネジャー、医療専門職の他、条件を満たせば一般の人でもなることができます。

5 要介護認定は介護認定審査会が行ないます。ケアマネジャーは要介護認定の申請や、認定調査を行います。

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