介護福祉士の過去問
第29回(平成28年度)
障害の理解 問93
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問題
介護福祉士国家試験 第29回(平成28年度) 障害の理解 問93 (訂正依頼・報告はこちら)
ホーエン・ヤール重症度分類でステージ3にあるパーキンソン病(Parkinson disease)の人の日常生活の留意点として、最も適切なものを1つ選びなさい。
- 履物はサンダルを使用する。
- 誤嚥に気をつける。
- 安静にして過ごす。
- 薬を飲み忘れた場合は、次に2回分服用する。
- 食物繊維の多い食べ物は避ける。
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この過去問の解説 (3件)
01
ホーエン・ヤール重症度分類のステージ3は、両方の手足に症状が表れ、前かがみの姿勢やすり足歩行、嚥下障害などが見られる時期です。
1.転倒リスクがあるサンダルを使用するのは不適切です。
3.適度な運動が必要です。
4.パーキンソン病の薬は副作用が多い薬です。薬をまとめて服用してはいけません。
5.便秘予防のために食物繊維をとることは良いことです。
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02
パーキンソン病の嚥下障害は、初期からみられることもあります。本人が嚥下障害や食べにくいという自覚に乏しく、むせない誤嚥が多いのが特徴です。
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03
ホーエン・ヤール重症度分類のステージ3は、両方の手足に症状が表れ、姿勢反射障害の出現によって、前かがみの姿勢やすり足歩行が見られます。嚥下障害については、出現のタイミングは一定ではありませんが、パーキンソン病の患者は注意が必要です。
1 足が出しにくい、小刻みな歩行があるため、サンダルは転倒リスクが高まるため、好ましくありません。
3 身体機能の維持のため、適度に運動する必要があります。
4 薬をまとめて服用するのは、好ましくありません。
5 パーキンソン病では便秘が見られることから、予防のために食物繊維を摂取することは問題ありません。
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