介護福祉士の過去問
第31回(平成30年度)
生活支援技術 問52
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問題
介護福祉士国家試験 第31回(平成30年度) 生活支援技術 問52 (訂正依頼・報告はこちら)
数日前から下痢を繰り返している在宅の高齢者について、訪問介護員(ホームヘルパー)が入手すべき次の情報のうち、最も緊急度の高いものを1つ選びなさい。
- 意識の状態
- 食事の内容
- 下痢の回数
- 水分の摂取量
- 肛門部の皮膚の状態
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この過去問の解説 (3件)
01
2.は、下痢の要因に絡むのは日々の食事内容になるので食事内容に改善点はないか、
腐敗しているものを食べていないかなど、確認するためには必要な情報になります。
3.下痢の回数ですが、トイレに行く回数が多い、便が水様便の状況が続いているときは脱水症状が現れることがあるので注意が必要です。
4.下痢の時は、便と一緒に必要な水分が失われることがあり脱水症状が出るときがあるので、注意が必要です。
5.下痢が続いている場合は、肛門の周囲が赤くただれてしまったりすることがあるので注意が必要です。
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02
2.誤 食事内容の確認も必要ですが、緊急度が高くないため誤りです。
3.誤 薬の処方や受診の際に必要な情報であるため誤りです。
4.誤 脱水症の原因究明に必要な情報ですが、意識の状態確認を優先すべきであるため誤りです。
5.誤 脱水症のリスクと直接関係がない情報であるため誤りです。
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03
問題文に「数日前から下痢を繰り返している」とあり脱水症状が懸念されます。
脱水で意識障害がある場合、すぐにでも医療的ケアの必要性が高いです。
他の選択肢2~5もケアに必要な情報にはなりますが、1の緊急性には及びません。
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