介護福祉士の過去問
第31回(平成30年度)
生活支援技術 問53

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問題

介護福祉士国家試験 第31回(平成30年度) 生活支援技術 問53 (訂正依頼・報告はこちら)

調理環境を清潔に保つための方法として、最も適切なものを1つ選びなさい。
  • 布巾を使った後は、流水で洗う。
  • 食器を洗ったスポンジは、軽く絞って洗剤の泡を残す。
  • 魚や肉を切ったまな板の汚れは、熱湯で洗い流す。
  • 金属製のスプーンの消毒は、塩素系漂白剤に1時間以上つけ置きする。
  • 包丁は、刃と持ち手の境目の部分も洗浄して消毒する。

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この過去問の解説 (3件)

01

1 布巾は、テーブルや食器などを拭いたりするので、使用後は、洗剤などを使用し清潔に保つことが望ましいです。

2 食器を洗った後のスポンジは、細菌の繁殖を予防することにもなるので、水気や洗剤はしっかりときってよく乾燥させておきましょう。

3 魚や肉を切った後のまな板は、まず水洗いをして大まかな汚れを落としてから、熱湯を回しかけましょう。使用後すぐに熱湯をかけてしまうと、たんぱく質が固まってしまい汚れが落としにくくなります。

4 金属製のスプーンは、消毒することが悪いのではなく、塩素系の漂白剤に1時間以上付けおきすることに問題があります。使用方法を間違えてしまうと有毒ガスを発生させたり、金属製のスプーンが腐食したりするためです。

5 正解です。包丁は刃の部分は食材にじかに触っていますし、持ち手の部分は細かな凹凸があるので、雑菌が付着・繁殖しやすい部分なので、使用後はしっかり洗浄・消毒をすることが望ましいです。

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02

1.誤 雑菌の増殖を防ぐために使用後の布巾は食器用洗剤で洗った後、漂白剤を入れた水に漬け置きが必要なため誤りです。

2.誤 雑菌の増殖を防ぐためには料理カスを残さず、乾燥させることが必要なため誤りです。 
 
3.誤 使用直後のまな板に熱湯をかけるとタンパク質が固まり、汚れが落ちにくくなるので先に冷水で濯ぐ必要があります。

4.誤 塩素系漂白剤は消毒に有効ですが、漬け置きは金属腐食の原因となるため誤りです。

5.正 刃と持ち手の境目には汚れがたまりやすく、菌が増殖しやすいため洗浄・消毒が必要です。

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03

最も適切なものは5です、文の通りです。

他の選択肢については以下の通りです。

1.誤りです。洗剤を使って洗います。

2.誤りです。殺菌成分のある洗剤の場合はスポンジをきれいに洗ったうえで、洗剤をもみ込みます。殺菌成分について明示されていない食器用洗剤の場合は洗剤をよく落とし、かたく絞ってからアルコール除菌剤をスプレーします。

3.誤りです。洗剤でよく汚れを落としてから熱湯をかけます。

4.誤りです。金属と塩素系漂白剤のつけおきは、腐食を起こすおそれがあります。金属に対し、最も適切な消毒は煮沸です。

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