介護福祉士の過去問
第31回(平成30年度)
生活支援技術 問54
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問題
介護福祉士国家試験 第31回(平成30年度) 生活支援技術 問54 (訂正依頼・報告はこちら)
Dさん(84歳、女性、要介護3)は認知症(dementia)があり、訪問介護(ホームヘルプサービス)を利用している。ある日、Dさんが、訪問介護員(ホームヘルパー)と一緒に衣装ケースを開けたところ、防虫剤がなくなっていた。Dさんは、新しいものを補充してほしいと訪問介護員(ホームヘルパー)に依頼したが、防虫剤の種類や名前はわからないという。
この衣装ケースに補充する防虫剤の種類として、最も適切なものを1つ選びなさい。
この衣装ケースに補充する防虫剤の種類として、最も適切なものを1つ選びなさい。
- しょうのう
- ナフタリン(naphthalene)
- パラジクロルベンゼン(paradichlorobenzene)
- シリカゲル(silica gel)
- ピレスロイド系
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この過去問の解説 (3件)
01
4のシリカゲルは、食品に対応しているので、防虫剤ではないので使用できません。
5のビレスロイド系は、市販されているものの中では比較的毒性が弱いので、使いやすくなっています。
この問題の正解は、上記のことから5番になります。
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02
2.誤 直接手で触れると皮膚が赤く腫れたり、炎症を起こしたりする場合があるため誤りです。
3.誤 塩素の化学作用が強いため、誤って飲み込むと有毒であるため誤りです。
4.誤 防虫剤ではなく乾燥材として使われるため誤りです。
5.正 仮に体内に入っても分解され、短時間で排出されるため安全性が高いといえます。
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03
ピレスロイド系は無臭で、防虫剤の中では比較的安全性が高いです。認知症の方が万が一口にしてしまった場合を考えると無難です。
他の選択肢については以下のとおりです。
1、2、3については誤りです。
1、2、3は有臭で毒性があります。Dさんの安全に配慮し、使うべきではありません。
4.誤りです。シリカゲルは防虫剤ではなく乾燥剤です。
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