介護福祉士の過去問
第32回(令和元年度)
コミュニケーション技術 問28

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問題

介護福祉士国家試験 第32回(令和元年度) コミュニケーション技術 問28 (訂正依頼・報告はこちら)

意欲が低下した人とのコミュニケーションの基本として、最も優先すべきものを1つ選びなさい。
  • 考え方を変えるように促す。
  • 早く元気を出すように励ます。
  • 意欲が自然に回復するまで待つ。
  • 意欲低下の背景を考える。
  • 自己決定してもらうのは避ける。

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この過去問の解説 (3件)

01

意欲が低下した人へのコミュニケーション方法についての問題です。

1.意欲の低下は考え方が原因とは限らないので適していません。

2.安易に励ますことは精神的に追い詰めてしまうことにもなるので控えましょう。

3.回復を待つのではなく、意欲を引き出す支援が必要です。

4.意欲低下の背景を捉えたうえで、意欲を引き出す支援を行いましょう。4が正解になります。

5.自己決定を尊重することは意欲の有無に関わらず必要です。

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02

1.×
考え方を変える=現在の考え方を否定する、とも取れますので不適切です。

2.×
励まされることで意欲が出るとは限りません。
相手にとって、励まされることが負担になることも考えられますので不適切です。

3.×
意欲が低下した原因によっては、時間が経過しても意欲が回復しないことも考えられます。

4.○
なぜ意欲が低下しているのか、背景を分析し、それに合った支援を行います。

5.×
意欲の低下と自己決定を避けることは関係がありません。
常に自己決定は尊重されるものです。

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03

意欲が低下した人とのコミュニケーションの基本としてなぜ意欲が低下したのかその背景を考えることが大切です。以上を踏まえて解説します。

1.考え方を変えるよう指摘するのは背景を考えず寄り添った介護ができていないので誤りです。
2.励ますことで反対に負担をかける事もあるので誤りです。
3.意欲が出るまで待っても解決には至らないので誤りです。意欲を引き出す支援が大切です。
4.正しいです。
5.自己決定を促すことが大切なので誤りです。

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