介護福祉士の過去問
第32回(令和元年度)
コミュニケーション技術 問29
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問題
介護福祉士国家試験 第32回(令和元年度) コミュニケーション技術 問29 (訂正依頼・報告はこちら)
構音障害のある利用者とのコミュニケーションに関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
- 閉じられた質問の活用を控える。
- 聞き取れないところは、再度言ってもらう。
- はっきりと発音するように促す。
- 耳元で大きな声で話しかける。
- 筆談の活用を控える。
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この過去問の解説 (3件)
01
1.閉じられた質問の活用は失語症の方へのコミュニケーション方法として用いられます。
2.利用者の言葉を正しく理解することが信頼関係を構築するためにも大切です。聞き取れないところは、再度言ってもらいましょう。2が正解です。
3.構音障害ははっきり発音することが難しくなる障害です。はっきり発音するように促すことは話すことへの負担を与えてしまうので適していません。
4.構音障害は聴覚に問題はないので耳元で大きな声で話しかける必要はありません。
5.構音障害の方とのコミュニケーションでは筆談の活用も有効なので活用していきましょう。
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02
1.×
閉じられた質問は、失語症の方とのコミュニケーションに有効です。
構音障害は、話を理解したり、話したい内容をまとめる能力には問題ありませんので、あえて閉じられた質問を使う必要はありません。
2.○
聞き取れないところは聞き直しましょう。わからないまま話を進めないこと、わかったふりをしないことが大切です。
3.×
発音するための筋力に障害があってはっきり発音することが難しくなっています。本人の努力できれいに発音できるわけではありません。
4.×
構音障害は聴覚には問題ありません。
また、聴覚障害の有無に関わらず、耳元で大きな声を出すことは望ましくありません。
5.×
話を聞き取りにくい場合には、筆談してもらうことも有効です。
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03
構音障害の方にとって閉じられた質問の方が答えやすい事が多いです。
2.正しいです。
聞き取れない時はもう一度話してもらう事で会話の構築も成り立ち安心感に繋がります。
3.誤りです。
構音障害ははっきりと話すのが難しいのでそれを指摘すると不快感を与えてしまいます。
4.誤りです。
構音障害は発話に問題があって聴力は問題ないので大きな声で話す必要はありません。
5.誤りです。
どうしてもうまく伝えられない時は筆談も有効です。
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