介護福祉士の過去問
第32回(令和元年度)
コミュニケーション技術 問30
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問題
介護福祉士国家試験 第32回(令和元年度) コミュニケーション技術 問30 (訂正依頼・報告はこちら)
視覚障害者とのコミュニケーションに関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
- 挨拶するときは後ろから声をかける。
- 話しかけることは最小限にとどめる。
- 聴覚、触覚、嗅覚を活用する。
- 声の強弱などの準言語の活用は控える。
- 方向を示すときは「あちら」「そちら」と表現する。
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この過去問の解説 (3件)
01
1.後ろからの声かけは相手を驚かせてしまいます。正面から声をかけるようにしましょう。
2.聴覚の問題はありませんので、話かけたいことは省略しないで話をしていきましょう。視覚的情報があれば言語化して伝えると尚良いでしょう。
3.視覚以外の感覚を活用することは適しています。3が正解です。
4.声の強弱や長短、抑揚などの準言語は視覚障害者のコミュニケーションでは大切な方法の1つです。積極的に活用していきましょう。
5.曖昧な表現ではなく、具体的な表現が大切になります。
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02
全盲の方もいれば、一部分のみ見えない方、うっすらぼんやり見える方もいます。
視覚障害者とのコミュニケーションは、【はっきり・わかりやすく】がポイントです。
1.×
視覚障害者の中には、わずかに視力や視野がある方もいます。視覚障害のない人とのコミュニケーションと同様、正面からお互いの顔がみられるよう話し掛けましょう。
2.×
話しかけたいことを最小限にとどめる必要はありません。
3.○
視覚障害のある方は、日頃から聴覚や触覚、嗅覚などの感覚をよく働かせて生活されています。
コミュニケーションにも積極的に活用しましょう。
4.×
相手の表情が見えない(見えにくい)かわりに、声の強弱や抑揚など声の表情で相手の心情を読み取っています。
声の表情はコミュニケーションを取るうえで大切な情報の一つです。
5.×
「こちら」「そちら」では何を指しているのかわかりにくいです。
具体的に物の名前や場所の名前を示す必要があります。
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03
視覚障害者の方に後ろから声をかけると驚かせてしまいます。
2.誤りです。
聴力に問題はないので最小限におさえる必要はありません。
3.正しいです。
視覚以外の感覚を用いたコミュニケーションは有効です。
4.誤りです。
視覚障害の方にとって 声の強弱などの準言語の活用を用いたほうが伝わりやすい事も多いので有効です。
5.誤りです。
曖昧な表現をせず方向を示す際は時計を用いた方法なども有効です。
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