介護福祉士の過去問
第32回(令和元年度)
生活支援技術 問40

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

介護福祉士国家試験 第32回(令和元年度) 生活支援技術 問40 (訂正依頼・報告はこちら)

介護老人保健施設の利用者の身じたくに関する専門職の役割として、最も適切なものを1つ選びなさい。
  • 介護支援専門員(ケアマネジャー)は、洗面時の関節可動域の制限を改善する。
  • 支援相談員は、着脱に使用する福祉用具を選定する。
  • 栄養士は、破損した義歯を修復する。
  • 看護師は、糖尿病( diabetes mellitus )に伴う管理が必要な利用者の爪切りを行う。
  • 理学療法士は、身体状況に合わせて衣類を作り直す。

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

施設利用者の身じたくに関する専門職の役割に関する問題です。

1.洗面時の関節可動域の制限を改善するのは理学療法士の役割です。

2.支援相談員は、相談援助業務を行う専門職です。

3.破損した義歯を修復するのは歯科技工士です。

4.糖尿病等感染症リスクがある利用者の爪切りは看護師が担うことが求められます。よって、4が正解になります。

5.理学療法士は身体の運動機能が低下した人へ運動機能の改善や維持目的としたリバビリテーションを行う専門職です。

参考になった数59

02

1.×
洗面などの日常生活動作の訓練(関節可動域訓練含む)は、作業療法士が行います。

2.×
福祉用具の選定は、リハビリスタッフや福祉用具専門相談員が行います。

3.×
破損した義歯の修復は歯科技工士の役割です。

4.○
糖尿病の方の指先は、血流障害や神経障害を起こす可能性が非常に高く、日頃から観察が必要です。
また感染を起こしやすいため爪の切り方に細心の注意を払う必要があり、看護師が行うことが最適です。

5.×
理学療法士は、起床や歩行、寝返りなどの基本となる体の動作に対してリハビリを行います。

参考になった数28

03

1.誤りです。
介護支援専門員の役割は、利用者のADLやQOLの改善向上に向けた支援方法を多職種連携し適切な計画作成をすることです。
2.誤りです。
支援相談員は相談援助職です。
3.誤りです。
義歯の修復は歯科技工士の役割です。
4.正しいです。
糖尿病の方は感染リスクも高いので看護師による爪切りは適切です。
5.誤りです。
理学療法士の役割は、身体機能が低下した利用者の維持向上にに向けた訓練を考え実行することです。

参考になった数13