介護福祉士の過去問
第33回(令和2年度)
社会の理解 問8

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問題

介護福祉士国家試験 第33回(令和2年度) 社会の理解 問8 (訂正依頼・報告はこちら)

2017年度(平成29年度)の社会保障給付費に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
  • 国の一般会計当初予算は、社会保障給付費を上回っている。
  • 介護対策の給付費は、全体の30%を超えている。
  • 年金関係の給付費は、全体の40%を超えている。
  • 医療関係の給付費は、前年度より減少している。
  • 福祉その他の給付費は、前年度より減少している。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は3番です。

1  国の一般会計当初予算は、社会保障給付費を上回っている。→2017年の一般会計予算は約98兆円で社会保障給付費が約120兆円で社会保障給付費が上回っています。

2 介護対策の給付費は、全体の30%を超えている。→介護対策の給付費は10%を下回っています。

(正解)3 年金関係の給付費は、全体の40%を超えている。→年金関係は全体の40%を超えています。年金が最も多く、次は医療が多いです。

4  医療関係の給付費は、前年度より減少している。→増加しています。

5  福祉その他の給付費は、前年度より減少している。→増加しています。

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02

正解は、3です。

1.2017年度の、国の一般会計当初予算は約98兆円、社会保障給付費が約120兆円となっています。そのため、不正解です。

2.介護対策の給付費は全体の8.4%です。そのため、不正解です。

3.年金関係の給付費は全体の45.6%です。正解です。

4.医療関係の給付費は前年度より1.6%増加しています。そのため、不正解です。

5.福祉その他の給付費も前年度より3.0%増加しています。そのため、不正解です。

参考になった数31

03

正しいものは3です。文のとおりです。

参考資料は『平成29年度社会保障費用統計』です。

https://www.ipss.go.jp/ss-cost/j/fsss-h29/H29.pdf

他の選択肢については以下のとおりです。

1.誤りです。

2017年の一般会計当初予算は97兆4547億円であり、

社会保障費は32兆4735億円です。よって誤りです。

2.誤りです。

前出の統計では介護を含む福祉・その他で21.6%です。

4.誤りです。

前出の統計では前年度より6,068億円増となっています。

5.誤りです。

前出の統計では前年度より7,736億円増となっています。

参考になった数8