介護福祉士の過去問
第33回(令和2年度)
介護の基本 問23
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問題
介護福祉士国家試験 第33回(令和2年度) 介護の基本 問23 (訂正依頼・報告はこちら)
介護医療院に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
- 入所できるのは要介護3以上である。
- 介護医療院の開設は市町村から許可を受けなければならない。
- 入所者のためのレクリエーション行事を行うように努める。
- 入所者一人当たりの床面積は、介護老人福祉施設と同じ基準である。
- サービス管理責任者を1名以上置かなければならない。
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は3番です。
介護医療院は2018年に新しく出来た医療と介護の両方を必要とする高齢者の対応できる施設になります。
1 入所できるのは要介護3以上である。→要介護3以上が必要になるのは、特別養護老人ホームになるので該当しません。介護医療院は、要介護1からなので、比較的元気で動けるときから入所可能です。
2 介護医療院の開設は市町村から許可を受けなければならない。→市町村からではなく都道府県の許可になるので該当しません。
(正解)3 入所者のためのレクリエーション行事を行うように努める。→正解になります。元気に動けるようにレクリエーションなども大切になっていきます。
4 入所者一人当たりの床面積は、介護老人福祉施設と同じ基準である。→同じ基準ではないので該当しません。問題文で「同じ」というフレーズは比較的間違いが多いように思えます。
5 サービス管理責任者を1名以上置かなければならない。→介護医療院にはサービス管理責任者を置かなけ得ればならない規定は無いので該当しません。問題文のように、「~しなければならない。」のような強い断定表現は、間違い多いように思います。
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02
正解は、3です。
1.要介護1以上であれば入所できます。要介護3以上は指定介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)の入所条件です。そのため、不正解です。
2.介護医療院の開設は、都道府県の許可を受ける必要があります。そのため、不正解です。
3.入居者のためのレクリエーション行事を行うよう努めることは、介護医療院の施設基準に定められています。そのため、正解です。
4.介護医療院の入居者一人当たりの床面積は8平方メートル以上、介護老人福祉施設は10.65平方メートル以上と定められており、異なっています。そのため、不正解です。
5.介護医療院にはサービス管理責任者の配置規定はありません。そのため、不正解です。
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03
最も適切なものは3です。
文のとおりです。
他の選択肢については以下のとおりです。
1.不適切です。
「要介護者であって、長期にわたり療養が必要である者」となっています。
「要介護3以上」とは規定されていません。
2.不適切です。
「市町村」ではなく、「都道府県」からの許可が必要です。
4.不適切です。
入所者一人当たりの床面積は、介護老人保健施設と同じ基準で8.0㎡/床です。
介護老人福祉施設は10.65㎡/床です。
5.不適切です。
医師1名が管理者とならなければなりませんが、
サービス管理責任者の配置についての規定はありません。
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