介護福祉士の過去問
第33回(令和2年度)
介護の基本 問25

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問題

介護福祉士国家試験 第33回(令和2年度) 介護の基本 問25 (訂正依頼・報告はこちら)

介護施設におけるプライバシーの保護として、最も適切なものを1つ選びなさい。
  • ユニット型施設は個室化が推進されているため、各居室で食事をしてもらった。
  • 個々の利用者の生活歴の情報を、ルールに従って介護職員間で共有した。
  • 個人情報記録のファイルを、閲覧しやすいように机の上に置いたままにした。
  • 着衣失行があるため、トイレのドアを開けたままで排泄の介護を行った。
  • 家庭内の出来事や会話の内容は、情報に含まれないため記録しなかった。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は、2です。

1.コミュニケーションを図るため、共有スペースで食事をするよう支援することも大切です。プライバシー保護と各居室での食事は関連性がないため、不正解です。

2.個人情報保護に関するルールに従いつつ情報共有することは、介護福祉職が適切な対応をとるうえで必要です。そのため、正解です。

3.個人情報記録のファイルは、第三者の目に触れることがないように保管すべきです。そのため、不適切です。

4.着衣失行があるとしても、トイレのドアを開けたままでの介助はプライバシー保護の観点から見て不適切です。

5.家庭内の出来事や会話の内容も、適切な介護を行うために必要な情報です。そのため、プライバシーに配慮しつつ記録に残す必要があります。そのため、不正解です。

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02

正解は2番です。

1 ユニット型施設は個室化が推進されているため、各居室で食事をしてもらった。→食事は動くことが困難な利用者様は自分の居室での食事も必要だと思います。それ以外の利用者様は出来るだけ共有スペースで皆と一緒に食事をとることが大切になります。

(正解)2 個々の利用者の生活歴の情報を、ルールに従って介護職員間で共有した。→正解になります。プライバシーの保護をしっかり遵守した上での介護職員間での情報の共有は大切になります。

3 個人情報記録のファイルを、閲覧しやすいように机の上に置いたままにした。→机に置いたままだと、他の利用者様に見られるリスクやプライバシー保護の観点から不正解になります。

4 着衣失行があるため、トイレのドアを開けたままで排泄の介護を行った。→トイレのドアを開けたままで排泄の介護をすることは、他の利用者様に見られてしまうリスクやプライバシー保護の観点から不正解になります。

5 家庭内の出来事や会話の内容は、情報に含まれないため記録しなかった。→家庭内の出来事や会話の内容もその利用者様の大切な情報になるので、プライバシー保護を遵守しながら記録することが大切になります。

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03

1、適切ではありません。

個室化と各居室で食事を摂っていただくことは別問題であり、利用者間のコミュニケーション等を図るためにも、食堂で会話をしながら食事をすることは大切なことです。

2、適切です。

利用者の情報は保護されており、外部に持ち出すことは禁止されています。

3、適切ではありません。

個人情報は他者の目に触れぬよう、鍵のかかる棚等に保管します。

4、適切ではありません。

着衣失行があったとしてもプライバシーは守るべきです。

5、適切ではありません。

家庭内での生活の様子も大切な情報であるため、記録に残すようにします。

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