介護福祉士の過去問
第33回(令和2年度)
生活支援技術 問52
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問題
介護福祉士国家試験 第33回(令和2年度) 生活支援技術 問52 (訂正依頼・報告はこちら)
衣服についたバターのしみを取るための処理方法に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。
- 水で洗い流す。
- しみに洗剤を浸み込ませて、布の上に置いて叩く。
- 乾かした後、ブラッシングする。
- 氷で冷やしてもむ。
- 歯磨き粉をつけてもむ。
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この過去問の解説 (3件)
01
1.適切ではありません。
水は油を弾いてしまうのでバターのしみには効果がありません。
2.適切です。
油系の汚れには食器用洗剤が特に効果があります。布の上に置いて叩くことで、衣服から布に汚れを移します。擦ってしまうと毛羽立ったり、汚れが広がったりしてしまうので、トントンと軽く叩くようにします。
3.適切ではありません。
乾かすと汚れが落ちにくくなり、さらにブラッシングをすることで衣服にダメージを与えてしまいます。
4.適切ではありません。
油系の汚れは冷やすと固まり落ちにくくなります。
5.適切ではありません。
バターのしみに歯磨き粉は効果がありません。
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02
正しいものは2です。
バターは油分と動物性タンパク質があるため、
他の選択肢1,3,4,5は不向きです。
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03
正解は、2です。
バターは油性の汚れです。汚れが水溶性か油性かによって、洗い方を変える必要があります。
1.油性の汚れを水で洗い流すことは難しいため、不正解です。
2.油性の汚れは、シミの部分に洗剤を浸み込ませ、布の上に置いて叩き、汚れを浮かすと効果的です。正解です。
3.泥汚れには、乾いた後にブラッシングすると効果的ですが、油性の汚れには不適切です。
4.ガムがくっついた時には、氷で冷やすと取れやすくなりますが、油性の汚れには不適切です。
5.ボールペン、クレヨン、墨汁など不溶性の汚れには歯磨き粉が効果的ですが、油性の汚れには不適切です。
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