介護福祉士の過去問
第33回(令和2年度)
介護過程 問62

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

介護福祉士国家試験 第33回(令和2年度) 介護過程 問62 (訂正依頼・報告はこちら)

介護福祉職の情報収集に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
  • 五感を活用した観察を通して情報を集める。
  • 一つの場面に限定して得られる情報を集める。
  • 初対面のときから踏み込んで情報を集める。
  • 興味のある個人情報を集める。
  • 実践したい支援に沿った情報を集める。

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

1.適切です。

視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚を使い、細かな変化に気づけるようにします。

2.適切ではありません。

一つの場面だけでなく全ての場面から情報を得ます。

3.適切ではありません。

初対面では信頼関係を築くことを優先とし、踏み込んだ内容の話は出来る限り避けます。

4.適切ではありません。

興味のある内容だけでなく、視野を広く持ち、情報を収集します。

5.適切ではありません。

自分の想いのみを優先させず、様々な角度から情報を収集します。

参考になった数34

02

最も適切なもの1です。

利用者様の中には、自分の状態を話すことができない方もいらっしゃいます。

そのため、発話以外の部分にも注意が必要です。

他の選択肢については以下のとおりです。

2.不適切です。

例えば認知症などでは、日によって違ったり、

人によって違ったりということがよくあります。

一つの場面に限定しては正しい情報が得られません。

3.不適切です。

信頼関係ができないうちに、いろいろと聞かれるのは不信感につながり、

拒絶されてしまう恐れがあります。不適切です。

4.不適切です。

興味のあることではなく、支援や援助に必要なことから集めるべきです。

5.不適切です。

支援は介護者が一方的に決めるものではありません。

介護者が実践したいものではなく、利用者にとって

必要な支援に沿ったものについて情報収集します。

参考になった数11

03

正解は、1です。

1.利用者のニーズや、小さな変化に気づくことができるよう、五感を活用します。正解です。

2.一つの場面に限定するのではなく、利用者の生活全体を考えた情報収集が大切です。そのため、不正解です。

3.まずは信頼関係を築くことが重要です。最初から踏み込んで情報を収集することは避けるべきです。そのため、不正解です。

4.興味のあるなしではなく、支援に必要な情報を幅広く集めます。そのため、不正解です。

5.介護福祉職ではなく、利用者の希望に沿った支援に必要な情報が大切です。そのため、不正解です。

参考になった数10