介護福祉士の過去問
第35回(令和4年度)
人間関係とコミュニケーション 問4
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問題
介護福祉士国家試験 第35回(令和4年度) 人間関係とコミュニケーション 問4 (訂正依頼・報告はこちら)
D介護福祉職は、利用者に対して行っている移乗の介護がうまくできず、技術向上を目的としたOJTを希望している。
次のうち、D介護福祉職に対して行うOJTとして、最も適切なものを1つ選びなさい。
次のうち、D介護福祉職に対して行うOJTとして、最も適切なものを1つ選びなさい。
- 専門書の購入を勧める。
- 外部研修の受講を提案する。
- 先輩職員が移乗の介護に同行して指導する。
- 職場外の専門家に相談するように助言する。
- 苦手な移乗の介護は控えるように指示する。
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この過去問の解説 (3件)
01
OJTとは、「On the Job Training」の略で、職場の上司や先輩社員が、部下や後輩に対して、実践を通じて知識やノウハウを身に付けさせる人材育成方法のことです。
一方、よく比較されるものとしては、Off-JTがあります。「Off the Job Training」の略で、実務現場を離れて行う人材育成方法のことです。
×:専門書を購入して勉強することは、実務の現場を離れているので、Off-JTです。選択肢は不適切です。
×:外部研修は、実務の現場を離れているので、Off-JTです。
選択肢は不適切です。
〇:実務現場で、先輩職員が後輩に指導しているので、OJTに該当します。
選択肢は適切です。
×:職場外の専門家に相談することは、現場を離れていますのでOff-JTです。
選択肢は不適切です。
×:OJT、Off-JTはトレーニングの方法です。
苦手を控えることは、トレーニングにはなりません。
選択肢は不適切です。
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02
OJTとは、『On the Job Training(オンザジョブトレーニング) 』の頭文字を取った言葉です。上司や先輩が部下や後輩に対して、実践を通して指導することで、知識や技術を習得していくことを目的とした職業教育のことを指します。
誤答です。職場での実践を通して技術の向上を目指すことがOJTです。なので専門書で学ぶというこの選択肢は適切ではありません。
誤答です。職場での実践を通して技術の向上を目指すことがOJTです。なので外部研修に参加するというこの選択肢は適切ではありません。
正答です。D介護福祉職が苦手としている移乗の場面に同行して、実践を通して具体的な方法や改善点を指導するというこの選択肢が最も適切です。
誤答です。職場で上司や先輩が直接、助言や指導を行うのがOJTです。なので職場外の専門家の力を借りるというこの選択肢は適切ではありません。
誤答です。実践を通して技術の向上を目指すことがOJTの目的です。移乗を控えるよう指示していては、D介護職員の技術はいつまでたっても向上しません。
OJTに対する言葉として、Off-JTという言葉があります。これはいつもの職場から離れた場所で学ぶことを指し、専門書での学習や外部研修・e-ラーニングなどがこれに当たります。
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03
OJTは、On the Job Trainingの略で、実際の仕事を通じて指導を行い、知識、技術などを身につけさせる教育方法のことです。
OJTと比較される方法にOff-JTがあります。Off-JTとは、Off the Job Trainingの略で、実務の場を離れ、研修などで行う教育方法のことです。
誤りです。専門書を使用した教育方法であり、実務を離れて行っています。よってOff-JTに含まれます。
誤りです。実務ではなく、研修を通じて学ぶ方法です。Off-JTです。
正答です。現場の仕事を通じで移乗方法を学ぶ方法であり、OJTにあたります。
誤りです。外部の専門家に相談するということで、実務から離れているためOff-JTです。
誤りです。この方法では移乗の技術が向上しません。OJTにもOff-JTのどちらにも当たりません。
OJTのメリットは、実際の仕事を通じて技術を学ぶことができ、指導者の育成、コミュニケーションの活性化、コストの抑制が挙げられます。一方で、デメリットとしては、指導者の技量によって結果が左右される、教育計画に手間がかかるといった物が挙げられます。
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