介護福祉士の過去問
第35回(令和4年度)
こころとからだのしくみ 問2
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問題
介護福祉士国家試験 第35回(令和4年度) こころとからだのしくみ 問2 (訂正依頼・報告はこちら)
大脳の後頭葉にある機能局在として、適切なものを1つ選びなさい。
- 視覚野
- 聴覚野
- 運動野
- 体性感覚野
- 感覚性言語野(ウェルニッケ野)
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この過去問の解説 (3件)
01
大脳の機能局在についての問題です。
大脳は大きく分けて、前頭葉、頭頂葉、側頭葉、後頭葉の4つに分かれています。
各選択肢について見ていきましょう。
〇:視覚野は大脳の後頭葉にあります。
選択肢は適切です。
×:聴覚野は側頭葉にあります。
選択肢は不適切です。
×:運動野は、前頭葉(中心前回)にあります。
選択肢は不適切です。
×:体性感覚野は、頭頂葉(中心後回)にあります。
選択肢は不適切です。
×:感覚性言語野(ウェルニッケ野)は側頭葉にあります。
選択肢は不適切です。
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02
大脳では特定の機能がそれぞれの場所に分かれて存在しています。これを大脳の機能局在と呼びます。それぞれの機能が大脳のどこに位置しているかが理解できているかが問われています。
正答です。視覚野は後頭葉に位置しています。
誤答です。聴覚野は側頭葉に位置しています。
誤答です。運動野は前頭葉に位置しています。
誤答です。体性感覚野は頭頂葉に位置しています。
誤答です。感覚性言語野(ウェルニッケ野)は側頭葉に位置しています。
同じ言語野でも、運動性言語野(ブローカ野)は前頭葉に位置しています。感覚性言語野(ウェルニッケ野)が損傷されると、流暢に話せるものの意味を伴わず、読んだり聞いたりしての言語の理解が困難になります。反対に運動性言語野(ブローカ野)が損傷されると読んだり聞いたりしての言語の理解ができるものの、話すことが困難になります。
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03
大脳は前頭葉、頭頂葉、側頭葉、後頭葉に分けられます。
正解です。視覚野は大脳の後頭葉に位置します。
誤りです。聴覚野は大脳の側頭葉に位置します。
誤りです。運動野は大脳の前頭葉に位置します。
誤りです。体性感覚野は大脳の頭頂葉に位置します。
誤りです。感覚性言語野は側頭葉に位置します。
大脳の構造と主要な機能を覚えておくと良いでしょう。
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