介護福祉士の過去問 第35回(令和4年度) 発達と老化の理解 問7
この過去問の解説 (3件)
膝関節症は、膝の関節表面を覆っている軟骨がすり減り、軟骨の内側で炎症が起きたり変形したりします。
誤りです。日本人はO脚が多く、膝の内側に痛みや変形が出やすいのが特徴です。
正解です。女性に発生することが多いです。
誤りです。患部を冷やすと血流が悪くなり痛みを強く感じる場合があります。慢性的な痛みの場合は温めた方が効果的です。
誤りです。変形性膝関節症が進行すると、関節の可動域が狭くなります。正座は膝を大きく曲げる必要があるため、関節への負担が大きくかかってしまいます。正座ではなく、椅子を使用した生活をお勧めします。
誤りです。肥満による膝への負担増も変形性膝関節症の原因の一つです。階段を使用すると膝に大きく体重がかかるため、お勧めできません。
変形性膝関節症とは、膝の軟骨が少しづつすり減り、骨が変形してしまう病気です。原因は、加齢・過度な膝への負担・肥満・膝周辺の筋肉の低下やアンバランスなどが挙げられます。
誤答です。変形性膝関節症では、O脚変形(内反膝)が起こりやすく、膝の内側に痛みが生じることが多いです。
正答です。中年期以降の女性に多く、男女比は1:4といわれています。女性が多い理由としては、軟骨を形成する女性ホルモンが中年期以降に減少するからと考えられています。
誤答です。変形性膝関節症のような慢性化する関節の痛みは、温めて血流をよくすることで痛みが和らぎます。
誤答です。変形性膝関節症になると、膝関節が硬くなり可動域が狭くなってきます。膝への負担が大きいので、正座は避けた方がよいでしょう。
誤答です。階段昇降時には膝に体重の5倍以上の負担がかかるといわれています。肥満であればさらに膝への負担は増大します。積極的な階段利用を勧めるのは避けた方がよいでしょう。
気を付けるべき生活上の留意点としては、散歩などの適度な運動を行い、肥満を避け、筋力を維持し、転倒を予防することなどが挙げられます。
変形性膝関節症は、女性に多く(男女比1:4)高齢者になるほど罹患率は高くなります。
主な症状は、膝の痛みと水が溜まることです。
×:変形性膝関節症は、O脚気味の人に多い病気で、症状が進行するにつれて、
O脚の程度が進んで行き、関節が変形をきたしていきます。
〇:男女比1:4で、女性の罹患率が高くなります。
×:患部は温めて血行を良くすることを勧めます。
×:痛みで正座がしずらくなり、立ち上がりに痛みを感じます。
選択肢は不適切です。
×:階段の上り下りで痛みを感じます。
肥満のある人は、体重に気を配り、肥満を避けるように勧めます。
選択肢は不適切です。
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