『閉じられた質問』とは、コミュニケーション技法のひとつです。「はい」「いいえ」や「○○です」などと答え方が決まっている質問のことをいいます。
正答です。この質問には「はい」「いいえ」で答えることができるので、これは閉じられた質問です。
誤答です。この質問は「はい」「いいえ」で答えられる内容ではなく、回答者は午後の過ごし方を自由に答えることができます。よってこれは閉じられた質問ではありません。
誤答です。この質問は「はい」「いいえ」で答えられる内容ではなく、困っていることを自由に答えることができます。よってこれは閉じられた質問ではありません。
誤答です。この質問は「はい」「いいえ」で答えられる内容ではなく、好きな歌について自由に答えることができます。よってこれは閉じられた質問ではありません。
誤答です。「なぜ」という質問には「〜だから」と理由を答えるのが適切です。理由は人によって異なるので自由に答えることができます。よってこれは閉じられた質問ではありません。
閉じられた質問……会話が苦手な人や困難な人(介護の場面では構音障害のある人や失語症の人など)の負担を軽減させる効果があります。話の焦点を絞りたい時にも有効です。
開かれた質問……答え方が限定されておらず、自由な答え方ができる質問のことをいいます。より多くの情報を引き出すことができるので、相手との関係を深めたい時や思考を深めたい時などに有効です。
閉じられた質問（クローズドクエスチョン）は、回答が「Yes」か「No」または提示した選択肢から選ぶ質問形式です。回答者が考え込むことなく素早く答えられるため、スムーズにやりとりを進められます。対比的な言葉で開いた質問（オープンクエスチョン）があり、回答内容が限定されていない問い方になります。
〇：「Yes」か「No」で回答できるため、閉じられた質問です。
×：「Yes」か「No」で回答できず、回答内容が限定されていない開かれた質問です。午後の過ごし方は人それぞれ異なります。
×：「Yes」か「No」で回答できず、回答内容が限定されていない開かれた質問です。人の悩みはそれぞれ異なります。
×：「Yes」か「No」で回答できず、回答内容が限定されていない開かれた質問です。好きな歌は人それぞれ異なります。
×：「Yes」か「No」で回答できず、回答内容が限定されていない開かれた質問です。「なぜそう思いますか?」はとても開かれた質問だと個人的には考えます。開かれた質問のメリットは、相手の考えや気持ちを引き出しやすく、深く考えたうえでの回答を促せる、回答者が自由に回答でき質問者にとってもより多くの情報を引き出せるなどです。
閉じられた質問とは、相手が「はい」「いいえ」で答えられる質問や、
数値などを端的に聞き出したい時に用いられる質問です。
一方、開かれた質問とは、相手が「はい」「いいえ」だけでは答えが済まない質問のことを言います。
〇：「はい」か「いいえ」で答えられる問題ですから、閉じられた質問です。
×：「はい」「いいえ」では答えが済まず、
相手は午後の過ごし方について自由に回答ができます。
開かれた質問です。
×：「はい」「いいえ」では、答えが済まない問題です。
相手は、困っていることを自由に回答できます。
開かれた質問です。
×：この質問は、「はい」「いいえ」では、答えが済まない問題です。
相手は、好きな歌を自由に回答できます。
開かれた質問です。
×：この質問は、「はい」「いいえ」では答えが済まない問題です。
相手は、なぜそう思うか、自由に回答できます。
閉じられた質問はClosed Questionsといい、「はい」か「いいえ」など簡単な単語で返答が行える質問のことです。
それに対し、開かれた質問はOpen Questionsといい、相手の答えを引き出す質問のことです。
正解です。「この本は好きですか」 という質問対しては、「はい」か「いいえ」のほか、「好きです」、「嫌いです」など簡単な言葉で返答が可能であるため、閉ざされた質問です。
誤りです。「午後はどのように過ごしますか」 という質問は、回答者によって返答が多種多様になります。そのため、開かれた質問に該当します。
誤りです。「困っていることは何ですか」 という質問は、回答者によって返答が多種多様になります。そのため、開かれた質問に該当します。
誤りです。「どのような歌が好きですか」 という質問は、回答者によって返答が多種多様になります。そのため、開かれた質問に該当します。
誤りです。「なぜそう思いますか」という質問は、回答者によって返答が多種多様になります。そのため、開かれた質問に該当します。
