介護福祉士の過去問
第36回(令和5年度)
こころとからだのしくみ 問3
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問題
介護福祉士国家試験 第36回(令和5年度) こころとからだのしくみ 問3 (訂正依頼・報告はこちら)
Fさん(82歳、女性)は、健康診断で骨粗鬆症(こつそしょうしょう osteoporosis)と診断され、内服治療が開始された。
杖歩行(つえほこう)で時々ふらつくが、ゆっくりと自立歩行することができる。
昼間は自室にこもり、ベッドで横になっていることが多い。
リハビリテーションとして週3日歩行訓練を行い、食事は普通食を毎食8割以上摂取している。
Fさんの骨粗鬆症(osteoporosis)の進行を予防するための支援として、最も適切なものを1つ選びなさい。
杖歩行(つえほこう)で時々ふらつくが、ゆっくりと自立歩行することができる。
昼間は自室にこもり、ベッドで横になっていることが多い。
リハビリテーションとして週3日歩行訓練を行い、食事は普通食を毎食8割以上摂取している。
Fさんの骨粗鬆症(osteoporosis)の進行を予防するための支援として、最も適切なものを1つ選びなさい。
- リハビリテーションを週1日に変更する。
- 繊維質の多い食事を勧める。
- 日光浴を日課に取り入れる。
- 車いすでの移動に変更する。
- ビタミンA(vitamin A)の摂取を勧める。
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この過去問の解説 (2件)
01
骨粗鬆症に関する問題です。
骨粗鬆症は女性に多く、特に閉経後のホルモンバランスの乱れで起こりやすいとされています。骨密度が低下する事で転倒すると骨折につながりやすく、ADL低下を招くリスクとなります。
× 骨を強くするためには運動が必要なので、リハビリ回数減は骨粗鬆症進行予防になりません。
× 繊維質の多い食べ物を摂るは便秘に有効なアプローチであり、骨粗鬆症進行予防ではありません。
〇 適切です。
日光を浴びることでビタミンDが作られ、カルシウムの働きを助けて骨の形成に役立ちます。
× 骨を強くするためには運動が必要です。
× ビタミンAではなくビタミンDの摂取が必要です。
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02
骨粗鬆症の進行を予防するには、カルシウムとビタミンDを多く含んだバランスの良い食事や、ウォーキングなど骨に重力のかかる運動を定期的に行うことが良いとされています。
Fさんは食事と運動をしっかりと取れているようですので、支援の変更ではなく、骨粗鬆症の進行予防に最も適した支援をプラスする回答が必要になります。
不正解です。
Fさんは骨粗鬆症の予防のため、週3日の歩行訓練を受けているため、減らすことは適切ではありません。
不正解です。
繊維質の多い食事を勧めることは便秘対策などで使用されます。
カルシウムとビタミンDのとれる食事を勧める必要があります。
正解です。
日光浴は、体内にビタミンDを生成させる効果があります。
ビタミンDはカルシウムの吸収を助ける作用があるため、骨粗鬆症の進行予防の支援として効果的です。
不正解です。
車いすでの移動が増えることで運動不足となることが考えられます。
運動不足は骨粗鬆症の進行をさせる原因となるため不適切です。
不正解です。
骨粗鬆症の進行予防にはビタミンDを勧めることが適切です。
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