介護福祉士 過去問
第36回(令和5年度)
問22 (こころとからだのしくみ 問4)

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問題

介護福祉士試験 第36回(令和5年度) 問22(こころとからだのしくみ 問4) (訂正依頼・報告はこちら)

中耳にある耳小骨として、正しいものを1つ選びなさい。
  • ツチ骨
  • 蝶形骨(ちょうけいこつ)
  • 前頭骨
  • 頬骨(きょうこつ)
  • 上顎骨

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この過去問の解説 (3件)

01

中耳にある耳小骨は、耳から届いた音を内耳に伝えるために音を大きくする役割があります。ツチ骨、きぬた骨、あぶみ骨の3種類があります。

選択肢1. ツチ骨

〇 耳小骨で構成されている骨の中でのツチが含まれています。

選択肢2. 蝶形骨(ちょうけいこつ)

× 蝶形骨(ちょうけいこつ)とは鼻の後ろ側にある骨の事です。

選択肢3. 前頭骨

× 前頭骨と頭部にある骨の事です。

選択肢4. 頬骨(きょうこつ)

× 頬骨(きょうこつ)とは顔の骨です、頬骨(ほほ骨)とも言います。

選択肢5. 上顎骨

× 上顎骨とは上側にある顎の骨の事です。

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02

耳の器官は、主に外耳、中耳、内耳に分類され、それぞれ聴覚としての役割や平衡感覚を保つ機能をもっています。

中耳は鼓膜、鼓室、耳小骨で構成されています、その中の耳小骨を更に分けられた骨を回答することを求められています。

文字から想像できる回答もありますが、耳の器官に限らず、身体の仕組みについては、参考書などで覚えていくしかないでしょう。

選択肢1. ツチ骨

正解です。

耳小骨は、鼓膜の振動を増幅させ内耳に伝える役割を持ち、キヌタ骨、アブミ骨との3つで構成されています。

選択肢2. 蝶形骨(ちょうけいこつ)

不正解です。

蝶形骨は鼻腔の後方に位置する骨です。

選択肢3. 前頭骨

不正解です。

前頭骨は頭部の前側、おでこの部分の骨です。

選択肢4. 頬骨(きょうこつ)

不正解です。

頬骨は顔を構成する骨の一つで、頬の部分の骨になります。

選択肢5. 上顎骨

不正解です。

上顎骨は上あごにあたる部分の骨です。

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03

利用者さんの耳の状態に異常がある場合や、専門的な管理が必要な場合は看護師などの医療職に相談する必要があります。

 

そのために介護福祉職として耳に限らず、身体の仕組みを少しでも理解しておくと良いでしょう。

選択肢1. ツチ骨

これが正解です。ツチ骨は中耳にある耳小骨の一つであり、鼓膜に接するハンマーの形をしたものです。

選択肢2. 蝶形骨(ちょうけいこつ)

蝶形骨は中耳にある耳小骨ではなく、頭頂骨の中央にある骨です。

選択肢3. 前頭骨

前頭骨は中耳にある耳小骨ではありません。哺乳類において、脳頭蓋前部を形成する骨です。

選択肢4. 頬骨(きょうこつ)

頬骨は中耳にある耳小骨ではなく、顔の正面から見て頬の部分にある骨です。

選択肢5. 上顎骨

上顎骨は中耳にある耳小骨ではなく、顔面骨の一部で上顎を更生する骨です。

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