介護福祉士の過去問
第36回(令和5年度)
発達と老化の理解 問3

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この過去問の解説 (2件)

01

生理的老化とは人間がもつ遺伝子が古くなることで、誰にでも等しく老化を迎える現象です。老化を止める手段はなく私たちは皆、同じ時間を共有しながら老化していきます。生理的老化の考え方を表すものとして、シュトレーラーの4原則が知られています。その内容は、普遍性、 内在性、 進行性、 有害性に分かれます。

選択肢1. 環境によって起こる現象である。

× 生理的老化は環境によって起こると考えられていません、よって選択肢は誤りです。

選択肢2. 訓練によって回復できる現象である。

× 生理的老化はどのような訓練しても回復する事はありません。

選択肢3. 個体の生命活動に有利にはたらく現象である。

× 生理的老化は遺伝子が古くなり有害なものとされています。よって有利に働く事とは考えられておりません。選択肢は誤りです。

選択肢4. 人間固有の現象である。

× 生理的老化は生物として生きているもの全てに当てはまります。よって、人間固有の現象ではありません。選択肢は誤りです。

選択肢5. 遺伝的にプログラムされた現象である。

〇 生理的老化は、シュトレーラーの4原則、内在性において遺伝的にプログラムされた現象と説明されています。

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02

生理的老化とは、加齢により誰にでも起きる変化のことを意味します。

選択肢1. 環境によって起こる現象である。

加齢によるものなので適切ではありません。

選択肢2. 訓練によって回復できる現象である。

訓練により遅らせることはできても、回復することはできないため適切ではありません。

選択肢3. 個体の生命活動に有利にはたらく現象である。

筋力の低下など、不利にはたらく現象が多いので、適切ではありません。

選択肢4. 人間固有の現象である。

すべての生命において起こりえる現象であるため、適切ではありません。

選択肢5. 遺伝的にプログラムされた現象である。

すべての生命において、年齢とともに起こる現象なのでこちらが正しいです。

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