介護福祉士の過去問
第36回(令和5年度)
生活支援技術 問1
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問題
介護福祉士国家試験 第36回(令和5年度) 生活支援技術 問1 (訂正依頼・報告はこちら)
介護老人福祉施設における、レクリエーション活動に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
- 利用者全員が参加することを重視する。
- 毎回、異なるプログラムを企画する。
- プログラムに買い物や調理も取り入れる。
- 利用者の過去の趣味を、プログラムに取り入れることは避ける。
- 地域のボランティアの参加は、遠慮してもらう。
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この過去問の解説 (2件)
01
レクリエーション活動は、単なる「娯楽」ではなく、集団や個人の趣味や能力、ニーズに応じて提供することが大切です。
また、身体機能の向上・維持や認知症の予防、社会参加にも繋がる効果もあるということを踏まえて回答しましょう。
不正解です。
個人個人の得て、不得手や趣味・趣向に合わせて実施することは困難です。
興味のないものに無理やり参加することは不適切な対応になるため、実施毎にテーマや中心となる人物を変えて、結果的に幅広いニーズに応じた提供ができるようにすることが大切です。
不正解です。
多くの人が興味のあるもの、能力に合ったものであり、ニーズがあれば継続することが必要な場合もあります。
正解です。
買い物や調理など、日常的におこなってきたことを取り入れることも大切です。
また、買い物でのお金を計算する、払うなどの行為や外の人との交流は社会参加にも繋がります。
不正解です。
過去の趣味や日常行なってきたことを実施することは、昔の自分を思い出すことにつながり、認知症予防にも効果的です。
不正解です。
地域のボランティアなど施設外との交流は社会との交流にもつながり、日常生活に刺激を与える効果が期待されます。
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02
介護でのレクリエーションは活動性の維持・向上を目的としています。
意志を尊重し、身体の状態に合わせるなど注意点を確認し実施していきます。
不正解です。
強制的な参加はレクリエーション活動では不適切な対応です。ここでは本人の意思を尊重することが求められます。
不正解です。
毎回プログラムを変更する必要はなく、あくまで利用者が無理なく適度に行えるものを実施することが適切になります。
正解です。
介護のレクリエーションにはスポーツや料理、カラオケなど多くのものをプログラムとして活用できます。利用者に合わせたプログラムがレクリエーション活動になります。
不正解です。
利用者が興味のある事や過去の趣味も、本人が負担にならないものであればプログラムに取り入れることも有効です。
不正解です。
介護老人福祉施設でのボランティアにはレクリエーションの主催やサポートといったものがあり、参加を遠慮してもらう必要はありません。
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